言霊と言向け和す

言霊と言向け和す

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「言霊」(ことだま)

言葉に宿っている不思議な霊威。

古代、その力が働いて
言葉通りの事象がもたらされると信じられた。

古来日本は、”言霊の幸わう国”と言われ、
言霊の不思議な力の働きによって、
幸福をもたらす国であった。

言葉と言霊の違いについて、
私流に平たく解説すると
言葉に魂や霊が宿ると言霊になる。

言葉が言霊になると
その言葉通りの現象が起きる。

例えば、
世の中が間違った方向に進み、
義憤に駆られて国民に主張する。

この時の主張は、言葉が言霊になった分だけ、
世の中に感化出来る。

自分の将来の人生について語る。

その言葉が言霊になった分だけ実現する。


「言向け和す」(ことむけやわす)

古事記に出てくる古い大和言葉。
紛争解決、問題解決の手段として、
武力、暴力ではなく、
言葉の力で相手を和していく。

天孫降臨の時より、
日本はこの言向け和す精神で国が治まってきた。

*言葉の力とは言霊です。

霊界物語は、預言者・出口王仁三郎により、
大正、昭和にかけて口述筆記した物語。預言書。

日本神話には有名な八岐大蛇退治の話があります。

皆さんも知っているでしょう。

素戔嗚が八岐大蛇を斬り殺して退治する話です。

しかし、霊界物語の素戔嗚は八岐大蛇を斬り殺しません。

以前の八岐大蛇との勝負では
斬り殺してしまい、
八岐大蛇の怨念が地上で蠢いてしまった。

その反省を踏まえ、
今度は、素戔嗚は八岐大蛇を言向け和します。

悪を暴力でねじ伏せるのではなく、
言霊で相手の心を和らげ、
改心へと導いたのでした。

言向け和すは、
霊界物語のメインテーマであり、
素戔嗚(国常立大神)のポリシーとなります。

素戔嗚と言えば、
荒々しい暴力的な神というイメージを
持っている人もいるかもしれませんが、
実は、出雲の須賀の宮で
日本最初に和歌を詠んだ文芸の神なのです。

文芸の神である故、
言葉の使い方、言霊の使い方は、
卓越した技能があると言えましょう。

素戔嗚の使命は、
悪神、悪人を言向け和し、
艮(うしとら)に隠退した国常立大神を
再び地球の主宰神の地位に復活させる事です。

国常立大神が復権、再現した世界こそが、
弥勒の世となるからです。

その為の手段、手法は、
言霊であり、
言向け和す事にあります。

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