当たり前の日常に感謝を気づかせてくれた出来事

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さて、、、私の担当している利用者さんは70代男性の方がいます。
数年前は仕事をしていた方で、退職をしてから好きなことをしようと思ったら、前立腺がんを患い、腎臓機能低下になり、透析に週3日通うことになってしまいました。


いきなり、病気になってしまったことにショックと絶望に襲われ、夜は眠れない。何で自分だけが・・・ととても苦しんだそうです。

ただ、常に心の支えになった方がいたのは奥様です。


奥様も隣で男性が苦しんでいる姿を見ているのはツライし、
自分も一緒に老後、旅行を楽しもうと思ったのに、何でこのタイミングで・・・と心がしんどかったそうです。


しかし、奥様は夫を支えていくと決めていたので、病院の付き添いはもちろんのこと、食事の準備、何から何までのお手伝いをすることで、少しずつ、男性は回復していきました。


今では透析は週3日ありますが、前立腺がんは完治をし、経過観察となりました。

そして、去年は国立競技場で大好きなラグビーの試合を夫婦で観戦できたこと。


今年に入り、他市である娘様の家に泊まりに行けたそうです。


男性は
「まさかこんなに体調が良くなくるとは思わなかった。当たり前のように
睡眠ができること。食事がとれることはこんなにも幸せなことだと、病気にならなければ気づかなかったことだよ。」と仰っていました。


健康な人であれば睡眠・食事は当たり前の日常生活でできることでしょう。


ただ、病気を患うと、睡眠ができない。食事は食べたくも食べれない。
その苦しさで、生きていることに絶望を感じてしまう。
健康でいることが幸せであること。


そして、病気で絶望を感じたとしても、そばにいてくれる存在は
とっても大切ですし、元気な時から大事にすることなんですよね。


私も改めて、夫や子供が健康であることに感謝をしつつ、これからも大事にしていくと意識に気づかせて頂きました。


そして、自分の身体も健康であることに感謝を持ち、好きな仕事で働けることに感謝をする。


毎回、さまざまな利用者さんや家族との出会いから気づかせていただくこと、学ぶことも多く、
ケアマネなんてやりたくない~と思っていましたが、こんなに人に関わる仕事が自分に合うなんて思ってもいなかったことでした^^


読んでいただきありがとうございます。
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