最近は、思考に何も浮かんでこない、という時間があります。
いわゆる「無」と言われるものですが、以前はそのようなことができるとは思っていませんでした。
人間は常に思考している生き物で、「考えない」ということを試みると
「考えない」ということを「考えている」という状態になるためです。
しかし、最近は、意識が脳ではなく、意識はあるのだけど、自分の身体の中心にある、という感じです。
脳に意識がないので、勝手にあれこれ考えることがなくなりました。この状態はとても心地よく、いつもなら主観で物事をみていたものが、一歩引いて俯瞰してみれるようになります。
自分の目を通じて、物事をみて、自分の耳を通じて、音が聞こえているのですが、それは「入れ物」という感じで、うまく説明できないのですが、温泉に入りながら映画を見ているような感じです。
この状態にいるとき、とても楽です。表面上に悩みやトラブルがあったとしても、それが気にならなくなります。
そして、この意識を拡大していくと、「あ、全ては1つだ」という感覚になったりします。そうすると、今起こっていることの全てが繋がっているので、現実は劇のようなものだ、と感じます。
劇団がそれぞれに役がらを決めて、それぞれの役を一生懸命演じている、という感じ。
自分のその役になりきっていて、自分は役を演じているなぁと思っています。
他の人も迫真の演技をしています。
そして、無になると、どこか俯瞰してみている、という感じです。
ここに至るまでには、意識を脳から離す、ということをわりと必至になってやっていました。
思考が始まったらストップ、思考が始まったらストップ、です。
これを続けると、思考が止まる時間が増えてきます。
そして、この状態に長くいれるにしたがって、楽に生きれるようになりました。もちろん、自分でエネルギー調整をしているおかげもありますが、この思考ストップの力も大きいと感じる今日このごろです。