【ごっこ遊び】

記事
コラム
 人は、葛藤や矛盾から生じる苦痛、即ち、
 不安、不快、罪悪感又は葛藤や心の痛み
 等に常に脅かされており、そうした衝動
 や情動(耐え難い苦痛、羞恥心、罪悪感、
 不快、不安等)を意識化することにより
 引き起こされる心的苦痛や不安に対して、
 それらを無意識に追いやり、その不安や
 心的な苦痛の予感から”身を守る(心の
 安定を図る)”ための心の保護的な働き
 として「防衛機制」を用いることがある。
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 私が子供だった頃、テレビではヒーロー
 番組が花盛りで、毎日どこかの局で必ず
 何かしらの正義の味方が活躍をしていた。
 彼等に感化された多くの子供達が、当時、
 至る所で、彼等になり切る「ごっこ遊び」
 なるものに夢中になっていたものだった。
 今時の子供は選択肢が少なくて気の毒に
 思うが、当時は、ウルトラマンだの仮面
 ライダーだのゴレンジャーだのは勿論の
 こと、なり切る対象には事欠かなかった。
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 私は、よくキレンジャーになり、自転車
 の後ろにモモレンジャーになった女の子
 を乗せて「悪と戦って」いたものだった。
 こんな「ごっこ遊び」のように、外界の
 対象を模倣し対象と同じように考え感じ、
 その対象と一体化したかのように振舞い、
 その対象を内在化するという無意識的な
 心の働きが「防衛機制」の「同一化」だ。
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 子供がゴレンジャーになるから「ごっこ
 遊び」になるが、大人が「水戸黄門」や
 「銭形平次」「暴れん坊将軍」といった
 時代劇や刑事ドラマ等を好んで見るのも
 心の根っこにあるものは大差ないだろう。
 正義が悪を懲らす、という図式には何ら
 変わりはない。登場人物が現実の世界の
 人間か架空の世界の超人かが違うだけだ。
 大人には大人の、子供には子供の世界が
 あり、大人が一般社会で何かとストレス
 を抱えるように、子供にも大人とは違う
 苦痛や不安はある。誰しもがヒーローに
 憧れるのは、そんな自分を忘れ、更には
 変えたい、という願望でもあるのだろう。
 外見はコスプレで変えられるが、中身を
 変えるには、その精神を学ぶ必要がある。
 難しく考えなくても、意外に身近に問題
 解決のヒントがあり、憧れのヒーローの
 模倣は、結構な学びになる筈なのである。
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 御閲覧、心より感謝申し上げます。
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