【転職活動で大切なこと⑤】退職を決めるまでの行動力-現行打破への抗い

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ビジネス・マーケティング
 転職・退職の理由で多いのは、人間関係が多いかと思います。

 上司や同僚との関係性が上手くいかないと転職したくなります。

 ただそれだけが退職理由の場合、転職活動でも中々上手くいかないかと思います。(本音は勿論そこであっても建前は変えるべきです)

辞めたくなるネガティブな状況をどう打破しようとしたか

 転職するに至るまでに、社内で嫌なことがあった場合にどのように対処、努力したのか、その結果なぜ転職するに至ったのか、このプロセスの内容は大切です。

 面接官は、もし自社に入ったらどういう行動をするのかを見ているため、大事な指標です。【転職活動で大切なこと①】でも記載しましたが、自身の組織への抗いで、どう現状を変えようとしたか、が大切です。

 どんな会社でも、100%組織と自分と上司がマッチして、不満が0になることはないと思います。常に他人と関わるため何かしらの合わないことは必ず発生します。

 そこに対してどういうアプローチをするのか、を面接官は見ています。
 退職理由の内容から退職までにネガティブな状況を打破するために、どう行動し、どの様に現状を良くしようと行動したのか、をくみ取ります。

 そのため退職理由が、ネガティブな愚痴や批判だけ、という内容では心証が悪くなります。

私の場合の行動履歴

 私の場合は、課長のみが評価される単身赴任放置プレイ1人プロジェクトでした。 

 毎週の報告も行っていましたが、クライアントからの評価は高い状態にありました。1人で遠方で3か月のスタートから、1年半も契約を延長してもらえたのもあり、この評価をちゃんとわかってもらうべく、単身赴任先まで来てもらいました

 そこでクライアントから忌憚なき意見をもらえ、課長にも状況と評価されている点を理解してもらうことができました。

 私も直接対面でしっかり会話をするはできました。(これが最初で最後の対面しての会話でしたww)

組織の評価基準と自身のやりたいことが合っているか

 私の場合は、その後に決まった組織の評価基準が、営業成績のお金面という点でなく、よりコードが書けるか、機械学習等の技術をより理解しているかの技術面にシフトしたた背景がありました。 

 今のPJ、働き方だと評価ができない、と課長から言われたため、そこで決心が固まりました。

(課長から行ってこいと言われたPJで、期間もかつクライアント内の関係も広げてお金も稼いだのに評価できない、はあり得ないなと。退職を周りに言った際に、先輩・同僚・後輩はそうなるよねという反応でした。まさかの課長も、まあ辞めるよね、という反応でした、、、誰からも止められなかったのでちょっと悲しかったです(笑))

自分の働き方が評価される組織か

 私の場合、評価されない、昇給も昇格も3年半なかった状況だったため、まずそこが合う会社にしようという基準で転職活動を行いました。

 結果、どの会社も前職の課長の対応はあり得ない、と共感してもらえました。かなり低いハードルでした(笑)

お互いが幸せになれるかを気にしてくれる会社か

 最終面接時に、面接官の部門長からそのミスマッチがより少なく、お互いがなるべく幸せになれる様に気にしてくれていたので、私は今の会社を選びました。 

 ただその面接官も「何かしら合わないことはあると思うけど」という一言から、合わないと感じた時点で、すぐに退職を考える人は取らないんだろうと鑑みれました。

 この点と、私が自由に動きやすいであろう組織であることが垣間見れ、かつ面接官が部門長ということで、この人と一緒に働きたいと思える方という点で転職先の決め手となりました。

転職しても100%合う自身の理想の会社はない

 転職活動で自分に合う会社、自分が一番行きたかった会社を選べたとしても100%満足できる、マッチした会社は存在しません

 自分としてはブラック企業から給料倍に当たる大企業に転職でき、福利厚生も素晴らしく、丸の内のきれいなオフィスで働けるということで、モチベーションはマックスに高い状態でした。

 ただ転職してみると、そこをもう辞めようとしている方もいたり、モチベーションはまちまちという点で、中々にショックを受けた記憶があります。

 慣れというのは怖く、良い環境にずっと入れたとしても、隣の芝は青く見えてしまうものです(昭和的な古い言い方ですみませんww)

なるべく幸せな転職となるように

 自分の中でここと決めたら、あとは腹を括るのみです。

 ある程度合わないのを前提において、あとは自分の許容範囲を超えなければという心持ち位がミスマッチ少なくお互いハッピーになれるかと思います。
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