・やりたいことがわからない…
・最近、仕事にモチベーションが湧かない…
・今の仕事をこのまま続けていて良いのか不安になる…
今の時代、Youtuberをはじめ、TikToker、ライブ配信者など、
好きなこと・やりたいことを仕事にしている人を目にするようになりました。
SNSで何万単位のフォロワーを持つ人達を見ていると羨ましい気持ちの反面、自分はこのままで良いのかと不安になった経験が少なくないのではないでしょうか。
この記事では、「やりたいことがわからない」「やりたいことが見つけられない」と悩むあなたへ、なぜやりたいことが見つからず悩む人が多いのか、その原因とやりたいことの見つけ方を紹介します。
なぜ、やりたいことがわからないと悩む人が多いのか
まずはじめに、なぜ私たちは「やりたいことがわからない」「やりたいことが見つからない」と悩むのでしょうか。
やりたいことが見つけられない原因として大きく2つの理由があります。
①情報量が多い
②自身の価値観を理解できていない
1つずつ解説します。
やりたいことがわからない原因①:情報量が多い
まず、①の情報量が多いという点についてですが、株式会社圓窓の代表取締役である澤 円氏によると現代の日本人が1日に触れる情報量は、平安時代の一生分、江戸時代の1年分に匹敵するとのことです。
ジャムの法則をご存じでしょうか。
ジャムの法則とは、コロンビア大学が行った実験により分かった法則で、スーパーの試食でジャムを24種類準備をしたところ、試食して購入した人はわずか3%しかいなかったようです。
一方で、ジャムの種類を6種類にしたところ、試食して購入した人は30%に増加したのです。
このように人は、選択肢が多すぎるために迷いが生じ、結果として"選択しない"という選択をします。
また、情報化社会が進み、目的を実現するまでに必要な努力量(時間)が分かってしまうがために、"やりたいこと"に諦め感が生じ、いつまでもやりたいことが見つからない、わからないといった状態になってしまうのです。
やりたいことがわからない原因②:自身の価値観を理解できていない
次に②の自身の価値観を理解できていない点について説明します。
・入試
・就活
・転職
etc...
このような場面で、自己分析を行ったことのある人は多いと思います。
自己分析を行ってみて、"やりたいこと"が明確になったという方はあまり多くないのではないでしょうか。
なんとなく理解はできたから自己分析を辞めた方もいると思います。
自身の価値観が理解できていないと、
「自分に合った仕事じゃない…」
「モチベーションが上がらない…」
「仕事が辛い…」
など、いつまで経ってもキャリア迷子から抜け出せなくなってしまいます。
情報がありふれている現代において価値観を理解することは何よりも大切であり、価値観を理解することができれば、"やりたいことを見つける"大きな第一歩となるでしょう。
やりたいことの見つけ方
では、実際にやりたいことを見つけるためにはどうすれば良いのか…
やりたいことを見つけるためには、大きく3つに分けて考えましょう。
①大事なこと(価値観)を見つける
②得意なこと(才能)を見つける
③好きなことを見つける
1つずつ解説していきます。
やりたいことを見つける方法①:大事なこと(価値観)を見つける
まずは、先に述べたとおり自身の価値観を理解することが、やりたいことを明確にするうえで1番大切になります。
とはいえ「大事なことって何?」という方もいらっしゃると思うので、疑問にお答えします。
大事なこととは、「どんな人生を歩みたいか」「何を大切にして生きていきたいか」という価値観のことです。
「何のために働くのか?」と言い換えると分かりやすいかもしれません。
話が大きく悩むようであれば、「今の仕事(業界・職種)をしているのはなぜですか?」という質問に対する回答を考えてみてください。
人生の目的があり、そのための手段が仕事になります。
・法人を立ち上げるのか
・フリーランスとして働くのか
・会社員として働くのか
会社員として働く場合、どの業界でどの職種で働くのか…
これらは、あくまでも手段であり、目的が別にあるはずです。
まずは、目的と手段の違いを理解しましょう。
そのうえで、「仕事を通して何を実現したいのか」「どんな人生を送りたいのか」といった自分自身の欲求を言語化しましょう。
大事なこと(価値観)が明確になると、選択に迷ったときに大きな助けとなります。
これまでの人生を振り返ると、何気なく選択していたことも無意識のうちに大切にしている価値観をもとに判断していることが多いため、なんとなくで終わらせず、言語化できるまで深堀をしてみることをお勧めします。
やりたいことを見つける方法②:得意なこと(才能)を見つける
「あなたの得意なことは何ですか?」
「あなたが出来ることは何ですか?」
こう聞かれて即答できる方は、多くないのではないでしょうか。
得意なことの特徴として、以下のことが挙げられます。
・頑張らなくても無意識に出来ている
・仕事でなくても普段から自然とやっている
・周りの人に対して「なんでこんなことが出来ないの?」と感じる
いかがでしょうか。
普段仕事をしていて「何で●●さんはこんなことも出来ないの?」と感じたことはないでしょうか。
それは、あなたが頑張らなくても出来てしまうために、他人に対して怒りの感情が湧いてくるのです。
まずは、自分自身で得意なことを深堀し、そのあと周りの人に「自分ってどんな人に見える?何が得意だと思う?」と聞いてみましょう。
得意なことを見つけることで、あなたの強みを生かして成果の出せる分野が明確になります。
やりたいことを見つける方法③:好きなことを見つける
最後に好きなことを見つけるという作業です。
"好きなこと=興味・好奇心を感じる分野"です。
漠然と「自分が興味・好奇心あることって何だろう?」と考えるのも良いですが、見つからないと悩む方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、過去の体験を振り返ってみましょう。
・過去、夢中になって取り組んだ経験は何ですか?
・そういった夢中になって取り組んだ経験の共通点は何ですか?
・逆に、夢中になれなかった・続かなかったことの要因は何ですか?
・普段何気なく見ているモノ、情報はどういった内容が多いですか?
"努力"はもちろん重要ですが、"夢中"に取り組んでいる人には勝てません。
プログラミングがどうやら稼げるらしいと聞いて勉強を始めた人は、小さい頃からパソコンを触り、好きでコードを触っていたり、自作ゲームを作っていたような人には、きっと勝てないでしょう。
もちろん勝つという定義にもよりますが、"大きなことを成し遂げる"ことを考えたときに、好きに勝るものは無いと考えます。
自分が意識せず、努力と感じないで行えていることについて振り返ってみましょう。
まとめ
AIをはじめ、メタバースやNFTなど最近ではどんどん新たな言葉が出てくるようになりました。
新たなサービス・モノが突如現れ、一世を風靡したかと思いきや、瞬く間に次のサービス・モノに取って代わる…
また、新型コロナウィルスの影響により1年中マスクをつけ、Zoom等を用いた会議や飲み会が浸透するなど誰が予想できたでしょうか。
先行きが見通しづらい現代社会において、"やりたいことを見つける""やりたいことを実現する"には、自己分析が欠かせません。
自分ひとりでの自己分析に限界を感じた際は、誰かに相談してみることをおすすめします。
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