また、同じことが起きている
転職したのに、また職場がしんどくなってきた。
環境を変えたのに、また同じような人間関係で消耗している。
「今度こそ」と思っていたのに、また「自分はここでもダメだ」と感じている。
「私って、どこに行っても同じなのかな」
「また繰り返してしまった」
そうやって、また自分を責める。
でも少し待ってほしいんです。
「またダメだった」と感じるとき、それは意志の弱さでも、能力の問題でもないことが多いです。
「繰り返す」のには、仕組みがある
社会福祉士・精神保健福祉士として、「仕事がうまくいかない」「職場でしんどい」という相談を多くお受けしてきました。
その中で気づくことがあります。
職場で同じことを繰り返してしまう方の多くに、子ども時代の家庭環境が深く関係しているということです。
アダルトチルドレンという言葉があります。
機能不全家族の中で育ち、その影響が大人になってからも続いている状態を指します。
たとえば、こんな経験はありませんか。
・親の機嫌を損ねないよう、常に顔色を読んで動いてきた。
・感情を出すと否定されてきた。
・「ちゃんとしなきゃ」「迷惑をかけてはいけない」という言葉を、ずっと内側に抱えてきた。
この環境で育つと、職場でも同じパターンが動き始めます。
・上司の表情の変化を「脅威」として感知する。
・ミスをすると「やっぱり自分はダメだ」という自己批判のループに入る。
・断れなくて限界を超えても引き受けてしまう。
・「ここにいていいのか」という不安が、ずっと消えない。
仕事がうまくいかないのは、職場が悪いわけでも、自分が弱いわけでもない。
育ちの中で身につけたパターンが、職場という場で再現されているだけのことが多いんです。
パターンに気づくと、変えられる
「また繰り返してしまった」という感覚は、とても苦しいものです。
でも、「繰り返している」と気づけているということは、パターンを見る目が育ってきているということでもあります。
自己理解が深まると、「今起きていることはパターンの再現だ」と気づけるようになります。
気づけると、飲み込まれる前に別の選択ができるようになる。
繰り返しを止めるのに、転職は必ずしも必要ではありません。
必要なのは、パターンそのものを理解して、新しい反応を育てることです。
変わった先の姿
「またここでもダメだった」という言葉が、頭をよぎらなくなります。
今起きていることを「育ちのパターンが出ているだけだ」と気づけるようになると、自分を責める速度が少しずつ落ちていきます。
「どうして私はこうなんだ」から、「今、またこのパターンが出ているな」という観察に変わっていく。
それだけで、ずいぶん楽になります。
「断れなくて、また限界を超えてしまった」が減っていきます。
「NOと言ったら居場所がなくなる」という恐怖は、頭でわかっていても消えないものです。
でも、その恐怖がどこから来ているのかを理解していくうちに、少しずつ「断っても、大丈夫だった」という体験が積み重なっていきます。
体験が積み重なると、恐怖の大きさが変わってきます。
「また転職しても同じことになるのかな」という不安が、薄れていきます。
繰り返すパターンの仕組みがわかると、「次の職場でも同じことが起きないために、今何を変えるか」が見えてきます。
転職するかどうかの判断も、追い詰められた感情からではなく、自分の価値観から選べるようになっていきます。
なぜ変えられるのか、そして私のこと
社会福祉士・精神保健福祉士として、アダルトチルドレンの影響や職場での繰り返しパターン、自己肯定感の育て方について、専門的な学びと実践を積んできました。
認知行動療法の基礎知識を持ち、「思考のクセに気づいて、新しいパターンを育てる」というアプローチを、専門的な根拠を持ってお伝えできます。
加えて、人事・採用の実務経験から、「職場での繰り返しパターン」「仕事がうまくいかない本当の理由」を、採用担当者の目線でも理解しています。
心の専門家としての視点と、仕事・職場の現実を知る視点の両方から関わることが、私のサポートの強みです。
「転職しても同じことが繰り返される」「職場でしんどい」という悩みを持つ方からの相談を、多くお受けしてきました。
「こういう話、どこに相談すればいいかわからなかった」というお悩みも、そのまま持ってきてくださいね。
まず、一緒に整理してみませんか
キャリアカウンセリングでは、「なぜ職場でしんどくなるのか」「なぜ繰り返してしまうのか」を、仕事と心の両面から一緒に整理していきます。
「転職すべきかどうか」を決める場所ではありません。「今起きていることの仕組みを理解して、次にどうするかを一緒に考える」場所です。
こんな方に向いています。
・転職しても同じような職場環境になってしまう
・仕事がうまくいかない理由が、自分でもわからない
・職場でしんどいけど、転職すべきかどうか迷っている
・子供のころの考え方が仕事に影響していると感じている
さらに「職場でのパターンだけでなく、自分の思考や感情のクセを根本から変えていきたい」という方には、思考整理コーチングをお勧めしています。
育ちの中で身についた自己批判のパターン、自己否定のループ、自分軸のなさ
——これらを一緒に整理しながら、「自分で自分を整えられる力」を育てていく時間です。
「またダメだった」で終わらせなくていい
環境を変えても、また同じことが起きた。
それは、あなたがダメだからじゃない。
育ちの中で身についたパターンが、まだ動き続けているだけです。
パターンは、仕組みを知ることで変えられます。
「またダメだった」という言葉を、「また気づけた」に変えていくことが、回復の入り口です。
一緒に、整理していきましょう。
※現在、いいね&フォローをくださった方に「仕事と心のセルフチェック診断」をお送りしています!
ぜひご活用ください✨