☆ 株式相場展望 -週報- ☆  2023/10/29(日)

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☆ 株式相場展望 -週報- ☆  2023/10/29(日)

☆ 今週の相場見通し

☆ 米国市場

 先週の米国市場は好調な決算を発表して買われる銘柄なども散見されたが相場全体としては地政学リスクなどもあって金利が上昇する場面も見られ、リスク回避=信用収縮の流れが強く、総じて軟調となった。週末に再度大きく売られたことで節目を切ったような感じでもあり、決算発表が出揃ってくるところで下値模索となっている。

 今週の米国市場はFOMC(公開委員会)でのFRB(連邦準備制度理事会)次第ということでもあるのだが、好調な決算を発表しても割高感が強い銘柄などは上値が重いという状況でもあり、下値模索が続くと思われる。金利上昇からの信用収縮の流れも変わることはないのだろうし、地政学リスクなどがさらにリスク回避を急がせることになりそうだ。割高銘柄、買われすぎ銘柄などから売られ、指数自体も下値模索が続くのだろう。

 今週は欧州で冬時間となる。火曜日は雇用コスト指数やS&Pケース・シラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数などが発表され、水曜日はADP全米雇用リポートやISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数、雇用動態調査、建設支出などが発表される。木曜日は未明にFOMC(公開市場委員会)の結果が発表され、パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見が行われる。木曜日夜には新規失業保険申請件数や労働生産性指数速報値、製造業受注が発表される。週末金曜日は雇用統計やISM非製造業景況感指数が発表になる。

☆ 日本市場

 先週の日本市場は地政学リスクや金利上昇などを嫌気して下値を試す場面もあったが、決算発表が本格化するなかで買戻しを急ぐ動きもあり、指数は右往左往しながら軟調ながらも下げ渋りという状況だった。特に買い上がる材料もなく下値模索という状況だが、売り急ぐこともないという状況で地政学リスクや金利上昇が続いている割には値持ちの良い銘柄も多かった。

 割安銘柄の下げ渋りなども見られて指数は軟調ながらも何とか値を保ったという形だ。ただ、10月4日の安値を試すような場面が週に2回も見られるという状況で下値模索が続いた。週末に買戻しを急ぐ動きで指数が大きく上昇となったので、週を通してみると下げ渋りという雰囲気だが決算発表が本格化するなかで、冴えない展開となっている。その決算発表自体も特に週末に発表された銘柄などは中国の景気後退の影響で冴えない業績となるものも多く、今週も中国の景気後退の影響などが取りざたされて下値模索が続くのだろう。

 懸案の中東問題、ロシアのウクライナ侵攻、そして中国の台湾進攻への懸念など地政学リスクが高まっており、リスク回避とまで行かなくてもあえてリスクを取るということはなさそうだ。日銀の金融政策決定会合や米FOMCを控えて動きにくいところでもあり、いったん手仕舞いをすることになるだろう。また、デリバティブ(先物やオプション)の証拠金の計算方法が来週から変更になり、11月3日の祝日取引も実施されないことから、その影響で指数が振らされるということもありそうだ。

 今週は火曜日に日銀の金融政策決定会合の結果が発表され、植田日銀総裁の記者会見が行われる。その他、失業率や有効求人倍率、鉱工業生産指数速報値、商業動態統計、自動車輸出実績、建機出荷額、住宅着工統計、消費動向調査が発表になる。水曜日は新車・軽自動車販売台数が発表になり、木曜日はマネタリーベースや財政資金対民間収支が発表される。週末金曜日は文化の日で休場となり、祝日取引の先物・オプションの取引も中止になる。

☆ 一目均衡表 テクニカル分析

・NYダウ
 6月の安値を下回るところまで売られ、下値を試す動きとなっている。節目らしい節目もないが、移動平均線や基準線からの乖離も大きくなっており、そろそろ底堅さが見られ、急反発となることもありそうだ。
 予想レンジ  32,000ドル~33,000ドル


・ナスダック指数
 いったん戻りかけたものの一気に下値を試す動きとなった。特に節目らしい節目もなく下値模索が続くのだろうが、移動平均線や基準線からの乖離も大きくなっており、下げ渋りが見られると一気に戻すことになるのだろう。
 予想レンジ  12,000pt~13,000pt


・日経平均
 31,000円を挟んで右往左往している形だ。週末の夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく下落していることから週明けから下値を試す動きとなるのだろう。30,500円水準が節目となっており、この水準を割り込むことになれば30,000円前後まで一気に下落となるのだろうし、戻しても31,200円~300円、あるいは25日移動平均線までなのだと思う。
 予想レンジ  30,500円~31,500円


・TOPIX
下値模索での保ち合いとなっている。2,220あたりが節目となっているがここを割り込むと2,180あたりまで一気に下落することになりそうだ。
 予想レンジ  2,180円~2,250円


・ドル円
 高値圏で狭い範囲での保ち合いが続いている。高値を抜ければ一気に上昇となるのだろうが、介入警戒もあり、瞬間的な上昇となるのだろうし、そろそろ上値の重さが嫌気されて調整となりそうだ。
 予想レンジ  148.5円~150.0円


・米国10年国債利回り
 高値圏での保ち合いだが保ち合いの範囲が大きく、右往左往している感じが強い。まだまだ方向感が出るというよりは保ち合いが続くと思われるが、金融政策次第では保ち合いの水準が変わる可能性がある。ただ、金利上昇のリスクの方が大きく上値を試すことになると思う。
 予想レンジ  4.80%~5.10%


・今週の相場見通し


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