会社では教えてくれない営業術 158 また考えとくわ!はほぼ考えていないのと同じ!

記事
ビジネス・マーケティング
今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。

今日は、
また考えとくわ!」について書いてみたいです。

営業していて、「また考えとくわ!」って言われることありますよね〜。

特に若い頃、得意先に説明に行き
「よっしゃ。考えとくわ」って言われて
嬉しくなっていそいそと会社に戻ったことありました。

でも、でもです。
一向に採用や増量にならないんです!

そして、また顧客に訪問してみると、
「また考えとくわ!」って言われる。

えっ!結局考えてくれて無かったんかい!って思って
落ち込んだりして。

そう、この考えておく!
断り文句ですよね。

でも若い頃はわからないものです。
なので、、、

考えとくと言われたら
すかさず「ありがとうございます。納品はいつにしましょうか?」って
聞くと良いんですよ。

すると大抵が「ちょっと待ってよ、考えておくから」って言われますから。
これでさらに断りであることが理解できます。

じゃ、このまま引き下がりますか?
営業は断られてからが勝負ですよ。

実は私はこの場面で顧客にめっちゃ怒られたことがあるのです。
「考えておく!って仰いましたけど、いつなんですか?
 本当は考えてませんよね!」って。

若かったんですかね。
本音で言ってしまいました。
すると大激怒されたのです。
顧客も本音を疲れたことに腹が立ったんだと思います。

この経験から感じたことは
本当に必要ないなら、もうその製品の話は聞いてくれない。

話を聞いてくれているということは
現状はすぐには必要ないと思っているので
考えとくになっている。

そうであるなら、まだまだチャンスありです。
そしてここで大事なのが、顧客満足度なんです。

考えとくわ!って言われた時
「では今の現状の満足度を教えてください」と聞いてください。

満足度が低ければ、まだまだ情報等が足りないかもしれませんし
満足度が高ければ、あと一歩のところまで来ています。

そしてその満足度を高めるために何が必要かを
一つだけで良いので確認し対処するのです。

絶対に顧客満足度は上がります。
そして採用・増量が近くなります。

いらない。必要ない。もうこれについては喋るな!
などとと言われてはないのです。


考えとく!はまだまだチャンスがある言葉ですよ。
頑張ってくださいね。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す