「幸福度」を高める要素として、学歴や年収よりも重要なものがあることをご存知でしょうか?それは、「自己決定感」です。心理学やキャリアに関する多くの研究が、自己決定の力がどれほど幸福感に影響を与えるかを明らかにしています。自分で選択し、進む道を決めることができた人は、努力を自分の意思で続けられるため、達成感や自己肯定感が生まれやすいのです。
私自身も大学生のころから「自己決定が幸福度を左右する」という研究に触れていましたが、その当時は納得できていませんでした。なぜなら、私は自分でキャリアを選んできたにもかかわらず、幸福感を感じることができなかったからです。
順調なキャリアにも関わらず、感じていた違和感
私は自分の進路を自分で選んできたと信じていました。行きたい大学に進み、興味のある学部を選び、希望の職場にも就職しました。周囲から見れば、順調なキャリアを歩んでいるように見えました。
しかし、心の中はいつも不安定で、仕事に行くのがつらく、涙する日々が続きました。なぜ自分はこんなに幸せを感じられないのか、ずっとその理由を探し続けていました。
自己決定の罠に気づくまで
私が気づいたのは、自分の選択が実は「本当の自己決定」ではなかったということです。家族や周囲の期待に応える形で進んできただけで、自分で選んだつもりになっていたのです。大手企業に就職し、安定した生活を送ることが正しい道だと信じ込んでいました。しかし、実際にはそれは自分自身の本当の選択ではなかったのです。
世界一周を通じて得た「本当の自己決定」
私は大手企業を辞め、1年間のバックパッカー生活を始めました。機内持ち込みのスーツケースひとつだけを持ち、自分の心が動くことだけをする時間を持ちました。この旅で、私は「本当に自分が選びたいこと」をする自由を手にしました。誰に何を言われようと、すべて自分で決めることができる。この体験を通じて、初めて本当の意味で「自己決定」を体感しました。
また、日本にいる時は当たり前にあった「こうあるべき」という価値観から離れることで、本来の自分と出会うことができました。南米や中東、アフリカなどを巡り、出会った多くの人々の中で、自分の価値観や幸福感がどこにあるのかを少しずつ理解できるようになったのです。
新たなキャリアと幸福感の発見
旅を終えた私は、自分がどこに属すべきかがはっきりと見えてきました。周囲からの期待を完全に度外視し、自分に本当に向いていること、自分が本当に興味があることだけを突き詰め、現在はフリーランスとして活躍しています。周囲からは、「無理に決まっている」「転落する」「後悔する」と散々脅されました。しかし実際には、ストレスによるあらゆる体調不良が治り、収入も安定し、幸福度が格段に上がりました。
この仕事は、私が本当の意味で自分で決めたものです。そのため、以前のような不安や圧力を感じることなく、日々前向きに取り組むことができています。行動を起こす前に考えてしまう「恐ろしいこと」は、しっかりとバックアッププランを作っておけば、恐ろしくもなんともないのです。
まとめ:本当の自己決定がもたらす幸福
「幸福度」を高めるためには、他者からの期待に応えるのではなく、自分の本心からの選択をすることが重要です。今の生活に違和感を感じているなら、思い切って「自分の本当の声」を聞き、その声に従って行動してみることが、あなたの幸福度を大きく変えるかもしれません。長い時間をかけて刻み込まれた価値観を捨てるのはすごく勇気のいることだけれど、あなたを幸せにしてあげられるのは最後まであなただけです。
このブログが、あなたが本当に望む人生に向けて一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。