何人もいるわたし

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相手によって自分が変わる。

分裂しているのではなく、

場面ごとに自分を取引に出しているだけです。



ひとりのときの私
親の前の私
子どもの前の私
友人の前の私
職場の私
趣味の私



こう書くと、別人が何人もいるように見えます。
でも変わっているのは中身ではありません。

変わっているのは、自分に出している許可証です。



ここでは素を出しても損をしない。
ここでは素を出すと損をする。
この損得勘定が、

あなたの表情と声色と姿勢を切り替えます。



そして損をしたくない場面で、多くの人が無意識に同じ取引をします。
自分を差し出す代わりに、居場所を買う。
本音を引っ込める代わりに、嫌われない立場を買う。

その結果起きるのは、安心ではなく依存です。


他人の機嫌という不安定な土俵で、

ずっと相撲を取り続けることになるからです。


勝ち負けの基準が、あなたの外にあります。

一度、はっきり問うてみてください。



あなたが無理をして演じている姿を、

いい人だと評価してくれる人に囲まれて。
あなたは本当に幸せですか。

その関係は、あなたとの関係ではありません。
あなたが被っている仮面との関係です。


仮面を維持するコストは、

時間ではなく生命力から削られていきます。

では、誰があなたに仮面を被らせているのでしょう。



親でも世間でもありません。
あなたの中にある期限切れの規則です。

学校を卒業したのに、まだ制服を着ている。
見えない先生に怯えて、勝手に姿勢を正している。
それが今の状態です。

こうしないと居場所を失う。


かつての環境では正解だったそのルールが、

今のあなたには呪縛になっています。


あなたはもう、当時のあなたではありません。

自分の基準で呼吸できる場所を増やすことは、

わがままではありません。
主導権を、他人の機嫌から自分の手に戻す作業です。

次に誰かと会うとき、無理を一段階だけ下げてみてください。


そして反応を観察します。

本当に拒絶されるのか。
拒絶されたとしても、

それは取引が不成立に終わっただけのことです。


相手が欲しかったのがあなたではなく仮面だった、という確認にすぎません。
拒絶の痛みと、あなたの価値は別物です。

混ぜるほど動けなくなります。



何も起きないなら、

怖がっていたのは現実ではなく規則だったということです。


何人もいた私が減っていくほど、生活は楽になっていきます。
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