この世界で生きるとは、ひとりひとり絵柄の違うパズルを渡されるようなものです。
幼い頃は、多くの人が自分のパズルを完成させたいと感じます。
ただ、途中からこう教えられていきます。
「あれが正解だよ」「それがいい人生だよ」と。
すると人は自分の手を止めて、誰かのパズルのやり方を真似し始めます。
もちろん、人のパズルを外から見て助言することはできます。
でも、最後まで仕上げる責任があるのは、その人だけです。
他人に任せきりにはできません。
逆に、他人のパズルばかりやっていると、どこかで違和感が出ます。
うまくいっているようで、なぜか満たされない。
それは当然です。あなたの絵柄ではないからです。
ここで一つ、はっきりさせておきます。
他人のパズルが見事に見える時期はあります。憧れも尊敬も生まれます。
学びもあります。
ただ、丸ごと受け入れようとすると無理が出ます。
容姿が違うように、パズルの形も違うからです。
やり方もコツも順序も、噛み合いません。
たとえばスピリチュアル界隈には、
「常にワクワクしていれば、すべてうまくいく」という教えがあります。
それが効く人もいます。
問題は、それが「全員の正解」として配られた瞬間です。
もしあなたがいま必要としているのが休息や足固めであれば、ワクワクできない。
すると次に起きるのは、「今の自分はダメだ」という自己処罰です。
ワクワクできない自分を「低い状態」だと扱い、感情を感じる前に整えようとする。
その瞬間、あなたはあなたのパズルを進めるのではなく、
他人のパズルの基準で自分を採点し始めます。
メソッドが正しいかどうかではありません。
今の自分の絵柄に合うかどうかです。
合わないピースを無理に押し込むと、パズルは歪みます。
あなたにできることは一つだけです。
他人の言うことを信仰するのではなく、参考にすること。
そして、自分だけの攻略本を作り、それに従うことです。
ここで言う攻略本は、正解集ではありません。
試して、合わなければ更新していく記録です。
世の中はよく、一つの教え、一つの制度、一人の人物を「皆が従うべき指標」にしたがります。
でも、それは全員のパズルが同じだと錯覚しているだけです。
どこかで歪みが出ます。苦しむ人が出ます。
私は、私のパズルを進める中で見つけた考えを紹介しているだけです。
あなたのパズルにも同じ方法が良いとは限りません。
「こうしないとうまくいきませんよ」と言うつもりもありません。
ただ、映画や読書のように眺めて、何かが引っかかったなら、それで十分です。
その引っかかりが、あなたの記録を更新する材料になります。
今日も私は、私のパズルをはめていきます。
ここは、世界に一つしかない私のパズルゲームの経過報告です。
正しいか間違っているかではなく、
あなた自身のパズルに戻る刺激として使ってください。
そしていつか、あなたの絵柄を「これが私です」と見せられるようになってほしいです。
他人の絵柄にも「それもいいですね」と言える強さで。