資料を元に,資料を下に、資料を基に。正しいのはどれ?

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 「資料をもとに」の意味は「資料に基づいて」というくらいのものであり、このような意味で用いる場合は「基に」と表記します。この場合の「基」とは、「基礎、土台、根拠」といった意味になります。

 一方、添削をしていると、「資料を元に」と「元」を用いる人が少なくありません。しかし、「元」の意味は、「始め」「原因」といったものであり、「基づいて」という意味はありませんので、「資料を元に」と表記することは誤りということになります。
 「元」を用いた例としては、「元に戻す」「過労が元で入院した」のようなものがあります。

 そして、「下に」についてですが、これは、「影響力や支配の及ぶ範囲」といった意味の場合に用いられます。「法の下に平等」「一撃の下に倒した」という具合です。こちらも「基づいて」という意味はありませんので、「資料を下に」と書くことも間違いです。

 なお、これら三つの区別が分かりにくかったら、「~をもとに」と書く場合は「基」を用いる、と覚えておけばいいでしょう。つまり、「もとに」の前に「を」が付く場合は「基」を用いると覚えるのです。これで大概は間違えずに済むと思います。

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