アマゾン対策の結論
記事
ビジネス・マーケティング
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あのアマゾンが参入・・
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あなたは
理美容ディーラーという
職業をご存知ですか?
知る人ぞ知る(?!)
理美容師さんプロ向け
化粧品メーカーの商品を卸している
理美容総合商社という職業です
その理美容ディーラーが
存続の危機にあります
なぜかというと
あのアマゾンが
参入してきたからです
いよいよといった
感じでしょうか^^;
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ディーラーいらない論争・・
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わたしも
むかしむかし都内にある
美容ディーラーに何年か
勤めていた頃から
`ディーラーいらない論争`はありました
Wikipediaで「ディーラー」と調べると
「自らの資金や考えをもって、売り買いを行うこと」
(中略)とあります
つまり数十万点
いや数百万点ある取扱商品の中から
顧客に適するだろうモノを
見極める
いわゆる「目利き力」が
要ると解釈できます
なぜなら「目利き力」は
ディーラーの存在意義だからです
ただ実際に
「目利き力」をもつことは
難しかった記憶があります
なぜかというと
周囲の多くが皆
商品サービスに
焦点があたっていたからです・・
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何をどう始めたら良いの?!
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まず何と言っても
商品数が多すぎて
特徴を抑えきれない(汗
そして取引メーカーの担当に聞いても
成分やデザイン変更どうこうや
パンフレット見れば載ってること程度しか
入ってこない・・
いや彼らも
知り得なかった
被害者だったのかもしれません・・
だからぼくなりの
役立ち方を模索しました
ウィッグを買って
(よくある頭部だけのマネキンです^^;)
薬剤の違いを試したり
いろんな観点から特徴をまとめて
お店の方々に伝えるために
夜な夜な会社に残って
徹夜で比較表や提案書を作ったりしていました^^;
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良い思い出です^^
だから当時
勤めていた会社から
言われていたことは・・
「いろんな商品あるし
いろんな見込み客も
いーーっぱいあるから
自分なりにがんばってね〜
あ、でも数字だけは
残さないと首切るからね〜笑」と・・
間接的に毎日毎日
言われていた感覚が
強く残ってます^^;
事実毎月のように
人の入れ替わりは
激しかったです(汗
たとえていえば
あなたがお寿司屋さんに
良いネタを卸したいと思っていて
で渡されたモノは
釣竿一本だけ・・
「海にはいーっぱい
お魚さん泳いでいるから
自由にとってきてね」
・・え??
いやいやいや
何をどう始めたら良いの?!
といった感じでしょうか^^;
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鉄板パターン・・
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対アマゾンに
正面から向かっていっては
体力が持ちません
世界企業に踏み潰されて
おしまいです
僕はいま
肩書きが美容ディーラーではないですが
お取引くださっているお店さんからは
ポジション的には似たようなところです
いま僕が提供している価値は
有形無形関わらず
相手がいい状態で動ける
サポートと思っています
その人にしかない
思考や行動のクセを活かした
鉄板パターン
その個性を発見するのも
ご本人が気づかれることも
とてもいいな
と感じてるんです
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アマゾン対策の結論・・
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僕のスタンスが
正解かどうかは
誰にもわかりませんし
ただ現れてくるのは
人の反応があるかどうかだけです
これからは
理美容ディーラーでも
何屋の誰であっても
今まで通りモノやサービスに
焦点を合わせていけば
人の反応を得ることからは
遠ざかっていくことでしょう・・
商品点数が数百万あったとしても
お客さんの心に焦点を合わせてさえいれば
その意識を手放さずに
アイテムをディーリングしていけば
理美容ディーラーのポジションは
自ずと競合他者がアマゾンでは
なくなっていくはずです
これからは(本当はこれまでも)
商売人はみんなディズニーランドが
ライバルと耳にしませんか?
なぜかというとおそらく
顧客が買っているモノは
商品サービスではなくて
感情を手に入れたいからだからです
その人の心をどう揺り動かすのかの一点ですから
人間に詳しくなっていく
その「目利き力」を磨くこと・・
これがアマゾン対策になることだと
私からの結論づけを
させていただきますm(__)m