女性リーダーが世界平和を実現する

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みなさん、こんにちは! エグゼクティブコーチのJunです。

本日は、世界平和のためには女性リーダー、または女性性を持ったリーダーが中心になる必要であるという事について書かせて頂ければと思います。

 日本の社会って男性的・女性的、どちらだと思います?

 先日、男性的社会と女性的社会の比較についての講義を受けたのですが、日本は圧倒的に男性的社会なんですね。世界で最も男性的な社会です。大変競争が厳しい社会です。労働時間も長く競争も厳しい。女性が活躍しにくい社会ですね。(hofstede-insightsより)

 一方、女性的な社会は、北欧の国々です。ノルウェー、スウェーデン、フィンランド。福祉国家として有名ですね。

 私はスウェーデン企業の日本現地法人で働いています。外国人スタッフはスウェーデン人がメインですが、イギリス人・香港人などインターナショナルな組織です。その男性性・女性性の考え方のギャップをどう埋めるか?お互いをどう理解するか?という講義を受けました。

 その派生で考えたのが、男性と女性、今後はどちらがリーダーシップを取るかべきか?という問題です。 皆さんはどちらが良いと思います?

 まず、みなさんが理想とする世界はどんな世界ですか? 現在の世界を考えると、一部の人が巨額の富を独占し、一方で飢えて苦しんでいる人たちもいます。NGOが2018年に発表した数字では、富が増えたうち、1%の富裕層が世界の82%を占めているという驚愕の数字を発表しました。

 一方、いまだに一日当たり130円以下で生活する貧困層は12億人もいます。私が以前働いていたアフリカや中南米では、日々多くの物乞いをする子供たちや路上生活する子供たちを見てきました。

 世界的に見れば食料は十分あります。食料の廃棄が問題になっていますよね。競争が基本の現在の社会では、努力が足りない人たちは子供たちが目の前で餓死することも彼らの責任と考える人たちもいるのが現在の世界です。

 同時に、環境汚染で我々の宇宙船地球号は破滅の方向に徐々に進みつつありあります。やっとESG投資が重要視されることになり、アメリカの企業も株主至上主義から、社会・ひとを重要視する方向に転換してきました。

 私が理想とする世界は、愛があふれる公平でやさしい世界です。人として最低限の尊厳が守られる世界であるべきと思います。最低限の衣食住が守られ、公平にチャンスが与えられる世界です。また、人だけでなく、いきものや地球環境に良い社会です。

 貧しい国や地域・家庭に生まれても、十分な衣食住が確保できる世界です。公平に子供たちが教育を受け、自分の能力を発揮できる社会です。
 愛の対局は不安 公平の対局は競争 やさしいの反対は厳しい  

 男性が作り出す社会は競争をし、不安をあおり、厳しい社会です。現在の社会です。戦いや競争という不安を作り、力や競争で支配をします。 

 そのような中では、平和を理想とする女性がなかなか活躍することができません。長時間労働や厳しい競争の中では、子育てや平和を中心に考える女性は能力を発揮できません。

 しかし、私は海外で多くの女性が活躍する場を見てきました。確信しているのは、正しい決断をすることが多いのは圧倒的に女性であったという事です。悪いお客様を見抜き、不正を行わず経理処理を行うのは女性です。一方、えらくなるとすぐ悪さをするのは男性です。

 実際、学力調査、PISAの世界的な調査でも、女性のほうが優秀です。但し、空間認識的な判断能力は男性が強いという男性脳・女性脳の違いもあるので、一概には言えませんが、経験上、会社での業務においては女性のほうが能力は高いと思います。

 理想とする社会は、愛があり不安が無い、競争が無く皆が自分らしく生きられる、やさしい社会です。 女性性の高い社会です。女性が作ろうとする安定した社会です。

 男性は女性の能力を認め、戦いや競争を辞め、女性に主導権を渡し、公平な社会を作り、個人個人がやりたいことで能力を発揮できる世の中を作っていく事を私は女性が作ろうとする安定した社会を壊すのは、男性です。戦いという不安をつくり、力や競争で支配をしようとします。 争いごとが無くなれば、国防にかけるお金は必要ありません。銃も必要ありません。無駄なお金を福祉に回すことができます。

 男性が悪いというのではありません。男性は女性より能力が低いために、そうしないと世の中を支配できないのだという事に気が付きました。なぜかというと、愛があり、より公平で、やさしく、更には子供も産むことができ、能力も高い女性から地位を奪うためには、男性は唯一の能力、力を使うしかないからです。 

 愛ある女性は子供を育てる事を優先する。そこで時間の余裕を得た男性は競争に集中し、社会的地位を得る。男性が地位を得られるのは争いの中だけだけです。男性性の強い日本において、女性が活躍しにくい大きな一因です。

 日本は女性の能力を十分に発揮できない環境であるという事です。そこを変えない限り、世界から30年どころか、更に置いて行かれることになるでしょう。

 これから望まれる社会は、愛があり、より公平で、人・いきもの・地球にやさしい社会ですよね。一部の人たちが富を独占する資本主義システムからの脱却が望まれます。

 そのためには、世界の人々すべてが争いを終わらし、平和を願う事だと思います。自分の子を愛するように、世の中の人すべての人を同じぐらい大切だと思い、愛するやさしい社会をみんなで目指す事だと思います。

 そのためには、愛や公平で世の中を判断する女性のリーダーがより必要だと思います。

実はそれはもう今でもすぐにできるはずなのですが、現在は競争社会の現在は厳しいですよね。私はエグゼクティブコーチングやコンサルティングにおいて、そのような愛のある、公平で、やさしい社会の実現にむけて、経営者の皆様をサポートできればと考えております。
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