日本人は休みすぎ?

記事
ビジネス・マーケティング
経営者の皆様、おはようございます!

 海外と毎週の定例オンライン会議などをやっていると、日本って休みばかりだね!ってよく言われます。日本から見たら、海外の会社のほうが休みが長い印象がありますが、なんで?

 というのも、海外は国にもよりますが、祝日って日本ほど多くないんですよね。日本は年間15日ほど祝日があるので、平日しょっちゅう休みがあるという印象です。

 日本企業は土日が104日で、祝日15日。年間休日120日前後の会社が多いですよね。海外はざっくり110日としましょう。では、どちらが休みが多いでしょう?

 日本 年間休日120日 有給休暇20日前後 = 140日             
 欧米 年間休日110日 有給休暇30日前後 = 140日

という事で、ほとんど変わらないんです!

 これは、だいぶ前に海外の人たちと話をしていてわかった事なんですが、日本と海外の企業はあまり年間の合計休日数が変わらないんです!

 でも、なんで外国人のほうが休んでいるように感じるかというと、
・外国人は一気に長いバケーションを取る。夏の期間とクリスマス前後です。夏は工場を一か月休みにしてしまい、その間連絡も取れないという国もあります。(北欧が多い)。有給は100%消化します。

・日本人は1か月間も一気に休みを取ることはできないですよね。帰ってきたら席が無くなっていそう。もう一つは、有給休暇の消化率です。厚生労働省の調べによれば、48.8%。つまり、10日間ほどしかとっていないという事です。

 きちんと有給休暇を取れば、海外の企業と変わらないほどの休みを取れます。きちんと取れる雰囲気を作っていきたいですね。

 年を重ねれば重ねるほど、休む時間の大切さを実感します。責任が重くなり、決断が増えるほど、一人で考える時間やリラックスする時間が必要になってきます。

 休む事、リラックスすることは幸福感を感じるためにも大変重要な事です。自分も会社の人たちも、リラックスした良い時間を多く過ごしたいですね。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す