情報は、文書化されたりしてはいますが、基本的には形のないものですのです。だからとらえにくいという一面がありますので、物体とは異なる観点で保護する必要があります。
そこでもう一つ、代表的な機密情報として、知的財産権についても考え方を整理しておきましょう。
知的財産権(知財とは、人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物などのうち、 財産的な価値を持つものを言います。
6つの知的財産権について概要を説明します。
特許権
物、方法、物の生産方法の3種について発明と呼ばれる程度の高い新しい技術的アイデアを保護する。出願から20年。(医薬品は25年まで)
実用新案権
発明ほど高度な技術的アイデアではなく、小発明と呼ばれるような考案を保護する。出願から10年。
意匠権
物や建築物、画像のデザインの全部または一部を保護する。出願から25年。(2020年3月31日以前の出願は登録から20年)
商標権
自分と他人が取り扱う商品やサービスとを区別するための文字やマーク等を保護する。登録から10年で更新可能。
著作権
作者の思想や感情が創作表現された文芸、学術、美術、音楽、プログラミング等の著作物を保護する。著作者の死後70年(法人は公表後70年)
インターネットで誰もが情報発信をすることができます。その中でもこれらの権利を侵害すると、個人の活動だからとか、ついうっかりでは済まされません。巣馬年から数百、数千万円の損害賠償が請求されても全く不思議ではありません。意匠権や著作権なんて自分には関係ないなんてものではなく、ちょっとしたことでそれらを侵してしまう可能性は誰にでもあるという認識は仕事とは関係なく誰にでも必要です。