破天荒な親父は反面教師として役に立ちました①

記事
コラム
こちらの話は役28年前の話で、時効という
前提で書いていきます

私の親父は今は死にかけですが
当時は働き盛りの職人で中卒の雷親父
しかも四捨五入するとアル中

和歌山県の南側の住人にとって
アル中は致命傷
ただでさえ仕事で軽トラを使うのに

飲んだら買い物すら行けない
私の実家周りは当時山間部で

コンビニねぇ♪信号ねぇ♪
高速道路は何者だ???

無人駅はあるけれど
1日6本止まるだけ
オラこんな村嫌だ〜♪

ってやつだ
なので飲酒運転が横行しており
親父も日常茶飯事だった

因みに姉は、その頃成人だった為
飲酒運転の悪さを私に教えてくれた。
親父はドキュンなので姉は親父に
何も言わなかったが

親父が飲んでいる時は運転させない
ように姉が代行することが多かった

そして私も当時12歳と世の中のことが
イマイチわかっていなく
たまに親父の運転が荒い時があるなと
注意することはあったが

その程度だった
そして、その時は来た

ある日の夜親父の運転で帰宅間際
カーブを曲がると飲酒検問があった

ドキュン『シマッタ』

私が今まで見てきた親父の中で
1番ダサいと思った瞬間である
遅かれ早かれこうなると思っていたが

私のいるタイミングで捕まるのかよと
私は呆れた

そして警察官が近づき
お酒臭いので、ここに息を吐いて下さい
という指示を受ける

ドキュン『わかりました』

ドキュン『ハッハッハッハッハッ』

警察官『あれ???おかしいですね』

警察官『吐いて下さいね』

これのループを5回位見せられた。
恐らく親父は息を吐くのではなく
ハッと言いながら吸っていた

一休さんのトンチみたいな話だが
実話である

次々と親父のダサい場面が更新され
もはや親父とは呼んでいなく
心の中でドキュンと呼んでいた

因みにこの言葉は1994年頃に
目撃ドキュンというテレビ番組で
常識のない人に使っていたらしく

後に2ちゃんねるの掲示板で使われ
広まったらしい

少し脱線してしまったが
結局どうなったかというと
ドキュンは逃げ切った

私が想像するに警察官は私が
車に乗っているのを知っていて
あまりにもダサい親父を見せる
のを躊躇したのではないかと思う

しかし私の心境は逆だった
捕まえてほしかった
親父の仕事は車が必要だった為

金銭的には苦しくなっただろうが
ここで捕まえないとドキュンは
反省しないからだ

そして予想通りドキュンは今も
飲酒運転をしているかもしれない

私はもう10年近く会ってないので
知らないが、親父とは基本話さない
ようにしている

鬱で自殺未遂の話しをした時も
気持ちの問題だ
とか言われて時代錯誤の親父だ

因みに私の叔父、親父からすると
弟は仕事が上手くいかず
海で自殺している

海なんか行くタイプの人ではなく
友達もいなさそうな方だった

当時私は小学生位で何となく自殺かなと
思っていたが最近自分が似たような
状況になり、あの時どうだったのか
気になり母親に聞くと

否定をしなかった
今思えば、その叔父は凄く優しくて
人に恨まれることもしないし
何故死なないといけなかったのか

今でもわからない
そして自分の性格が長い年月をかけて
徐々に叔父に近づきつつあるのが
なんとも言えない

そして親父は弟を救えなかったのに
自分の息子も同じような状況に
なってるぞと言いたい


次回  親父がセールスマンにキレた話




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら