サドルを盗まれても、そのまま150キロ走り切る奴

記事
コラム

この話もホームレススラム街編の頃の話しで
約14年前の話し

その頃は大阪のスラム街だったのでサドルが
盗まれるのは日常茶飯事だったが
よく考えると私は立ち漕ぎしかしないし

盗まれても困らないし逆に軽量化してくれた
のではと思うようになった
そして立ち漕ぎが最強なんじゃないかという
仮説が出てくる

まず体重がペダルに乗るので膝の負担が
少ないと予想し空気抵抗と差し引いても
パワーが出やすいのでお釣りが来ると

因みに自転車のスペックはカバー画像通りで
中古で3900円で買った物
当然ギアもなく定価だと1万位の物

そして大阪のホテルから
寝巻きのジャージで出て来たが
このまま実家に帰ってみようと決意

実家は和歌山の南の方で白浜と言えば
昔はパンダがいてわかる人もいるだろう

距離は150キロでバイクで下道だと4時間
だったが自転車だと3倍位かかると予測
その時の時刻で夕方6時程

寝ずに自転車漕ぎ続けて朝の6時に着けば
良いと思い親には連絡無しでスタート

とりあえずルールとしては

①食事とトイレ以外自転車から降りない

②100%立ち漕ぎで坂でも降りない

③自転車が壊れたら走って帰る

④音楽は聞いていいが片耳イヤホンで

⑤交通ルールを守る

とりあえず音楽のお陰で都心部は難なくクリア
しかし大阪と和歌山の間に峠があり
標高差で少し肌寒い

そしてこの付近はほとんど自転車が通らず
その時の格好は金髪モヒカン
サドル無し

案の定職質を受け防犯登録の照合をされる
日によっては3回職質も受けたことがあり
慣れたものだ

勿論自分の自転車なのですぐに疑いを晴らす
も、どこに向かっているか等聞かれた為
和歌山の南の方と伝えると

この辺は道も狭いし車のスピード早くて
危ないからパトカーで2キロ程送ってあげるよ
と言われ

1人の警察官が私の自転車を立ち漕ぎし
それをパトカーが追跡する謎のサービスを受け
少し休憩が出来た

そして警察官の方とお別れし和歌山に突入
そこからは信号も少なくなりペースが上がる。
途中コンビニによってカップ麺をすすり
後半戦スタート

その頃は深夜だが全然余裕で予想通り
膝への負担がなく順調
そしてゴールまで50キロという表示を見て
加速していく

次第に夜が明けて地元の慣れた道を進んで
いき実家に着いた
予想タイムは夕方6時出発の朝6時到着
だったがピッタシに到着

『ただいまーっ!!』

と1年ぶりに玄関を開けると
母親がキョトンとした顔で

『おかえり』

何も連絡していなかったので、まぁそうなる
その頃はまだ有矢という本名だったので
有矢帰ってきたと親父に報告する母

そして親父がどうやって帰ってきたか
聞いたのでサドル無しの自転車で帰ってきた
と伝えると全く信用しなかった

両親が私の言ったことを信用
しなかったことは初めてだったので
逆にこちらがビックリした

そして一泊し今度は朝6時出発で帰ると
親に宣言すると
マウンテンバイクの方がいいんじゃないと
言われる

実家にあったマウンテンバイクはタイヤが
太くメリメリ音をたてて抵抗があるので
残念し同じ自転車で帰ることに

そして出発する時も自転車で帰ってきたの
やっぱりウソだよねと聞かれるも
本当だからと言って出発

因みに一泊で完全回復していた私は好調に
走り出す
やはり立ち漕ぎが最強なんだと

そして今回のゴールは夜6時に道頓堀に
着くこと
そしてシャワーを軽く浴びて
ガールズバーに直行するご褒美

この目標があった為なんなく峠も
超えて行き、気が付けば道頓堀
またもや丁度6時に着いた

そして漫画喫茶でシャワーを浴びて
7時のガールズバー開店に備える

1つ誤算だったのは帰りが日中を多く
走った為日焼けで腕が真っ赤になっており
ヒリヒリしていた

そしてガールズバーにオープンから着席し
和歌山からサドル無し自転車で来たと
伝えるも誰も信用してくれない

ただここで、日焼けが効いた
これが信用してもらうきっかけになり
氷を腕にあててくれ
またしても謎のサービスを受けた

そして終電辺りまで元気に遊び家に
帰りました

で、このブログ何を言いたいかと言うと
常識を疑えってことです
誰が言ったか忘れましたが

サドルなくても全然余裕でした
むしろあると体重が乗らない分
膝を壊していた可能性あり

もちろん注意しないといけないのは
ペダルを踏み外す可能性があったり
雨なんかの日は滑りやすいし

電動自転車なんかは立ち漕ぎできない
ようなシステムになってるし
条件は限られるのですが

常識なんか多数決
99人に違うと言われても
残りの1人が正しいこともあるのだ

               おわり



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