ホストにハマって若い女性が多額の借金を背負うことは、近年社会問題になっていますね。
私もよく耳にしますし、同じような経験をしている女性の相談にのることも時々あります。
「褒められて、承認欲求を満たしたいから」
「愛されて、孤独や不安を埋めたいから」
そういう分かりやすい理由だけではなく、ホストにハマるのはもっと深い理由があります。
心理学で考えられる、ホストにハマる背景について代表的なものを2点、この記事で紹介します。
1.「お金という対価を払うからこそ、安心してその愛情を受け入れられる」という心理について
家庭環境に恵まれなかったり、自分自身が「愛される存在ではない」と思っている女性ほど、対価を払わないと愛情を受け入れられません。つまり、犠牲を払わないで受け取れる愛情(自分という存在価値への評価)が信じられなかったり、不快にすら思ってしまうのです。
だから、愛情や承認を得るためにお金を払うことに抵抗がありません。お金を払えば払うほど、素直に愛情や承認を受け取れるようになるからです。
でも、ホストとの関係性で得られるのは主にドーパミン刺激です。
以前、他の記事で紹介したことがあるように
「ドーパミン刺激=依存性の高い刺激」です。
ホストは売り上げのために、意図的に依存性の高い関係性を築き上げようとします。
この罠にハマってしまうと、お客さんはドーパミン依存になります。
つまり、ホストとの関係性では「今以上の愛情や承認を、もっともっと」と、常に「今以上のもの」を求めてしまいやすいんですね。
そのために、使う金額もどんどん増えて、女性は自分の首を絞めていきます。
2.「自傷行為の目的が欲しい」という心理について
ホストに通い続けるために、風俗で体を売る女性がいます。
異性を選ぶ基準に量よりも質を優先する女性にとって、誰にでも体を売るというのは、自傷行為の1つとも言えます。
でも、自傷行為をやめられない女性が多くいるのはなぜだと思いますか?
それは、自分を傷つけることや自分を不幸にすることでしか、生きている実感が得られないという負のスパイラルに陥ってしまっているから。
お金が貯まっても、自傷行為が癖になっている女性は自分自身にお金を使うことを許すことができません。
幸せになりたいと願っているはずなのに、幸せになることへの抵抗感が強いのです。
ホストにハマっている女性の中には、「長い目でみて、自分のためにならないお金の使い方だ」と潜在意識下で気づいている人もいます。
でも、潜在意識よりも、顕在意識の影響の方が強いので「私は喜んでホストにハマっている、私は幸せになるためにホストに貢いでいる」と思い込んでしまいます。
直感に目を背けてでも孤独を埋めたい、自傷行為を続けたいという目的があるので、そこから抜け出せなくなるんですね。
3.まとめ
孤独を何で埋めるのかは人それぞれです。
本記事では、誰かに強く依存することを否定しているわけではありません。
夢中になれる対象があるからこそ、頑張れることもあると思います。
人は誰しも弱いですから、自分のためだけに頑張ることが難しい場合もありますよね。
でも、「抜け出したいのに、抜け出せない」と悩んでいる方にはこれからも精一杯サポートをしたいと考えております。
誰と一緒にいるのか、どんな人生にしたいか、選べるのは自分だけです。
少しでも「変わりたい」と思う方々の手助けをできれば幸いです。