1.カップルがたどる軌跡
別れてしまうほとんどのカップルは
① ラブラブ期→②対立期→③別れという過程を歩みます。
① のラブラブ期は、まだ付き合ったばかりでお互いに情熱的な時期です。「恋は盲目」になりやすい時期とも言えますね。
そのため、まだお互いの悪いところが目が行きません。
新鮮さから心理的にも肉体的にも相手を求めやすい時期なので、多少の違和感があってもスルーできます。
ラブラブ期は、まだお互いに「良いところを見せたい」と気を張っている時期です。そのため、自分の意見を押し通すことはあまりありません。
一緒にいることに新鮮さがあり、相手がそばにいてくれることが「当たり前ではない」という気持ちがありますので、お互いに思いやりをもって接することができます。
この時期を過ぎ去ると、次は②対立期に入ります。
この時期は、新鮮さが薄れてきて相手への油断が生まれるため、意見が対立しやすくなります。
対立期は「親しき仲にも礼儀あり」を忘れやすい時期で、「相手がそばにいることが当たり前」と思ってしまいやすいです。お互いが相手に対し「自分をもっと分かって欲しい」と思ってしまうので、自分の意見を隠さず伝えてしまうようになります。
対立期はカップルの間で「どちらが主導権を握るか(上の立場にいられるか)」を無意識に争ってしまうような時期になります。この対立期を上手く乗り越えられないカップルは「③別れ」に至ってしまいます。
2.対立期を上手く乗り越えられるカップルの特徴
対立期を上手く乗り越えられるカップルには以下の特徴があります。
☆どちらかが自分に自信がなかったり、プライドが低かったりして折れやすい性格傾向にある、もしくは片方が相手によほど惚れ込んでいる
→つまり、片方が「私が下で良いですよ」と相手に主導権を譲りやすい状況にある(譲歩することが多くなっても、相手に不満を抱かない)
☆どちらかが感情をコントロールしたり、共感力に長けており、バトルに発展しない
対立期がそもそもないというカップルもいます。
対立期がそもそもないカップルの特徴は、
・お互いに自立型で、精神的に依存しにくい
(→相手が踏み込まれたくない境界線をお互いにしっかり認識し、守る事ができているカップル)
これは良くも悪くも、「精神的に距離感がある付き合い」ということでもあります。
大雑把に言えば、「あなたはあなた、私は私。各自、自由にやろうね」という感じです(笑)
自立型の傾向が強いカップルの場合は、相手への不満があっても相手を変えることで解決しようとは思いません。そのため、そもそもバトルにならないのです。
両方が自立型のカップルは自分の行動によって問題が改善できなければ、あっさり別れを選びます。そのため、精神的なつながりを強めにくいという特徴があります。
自立型の人は、相手に自分の幸せを託すことをしません。
自分の気持ちを揺り動かすようなきっかけ(隙)を相手に与えないのです。
「合わないな」と思うことがあれば、相手と対立してエネルギーを消耗することより別れることを選びます。自立型の人は、基本的に自己責任の世界で生きているからですね。
3.カップルにおける好循環、悪循環について
カップルにおける好循環の関係性というのは、
例えば、
・彼氏が彼女を褒めるのと同じくらい、彼女も彼氏を褒めることができる関係性(認め合える関係性)
・お互いに「ありがとう、ごめんね」が抵抗なく言える関係性
・彼氏が「彼女は仕事で疲れているだろうし、今日は料理作って待っていてあげよう」、彼女が「彼氏、仕事で疲れているだろうし、今日はマッサージをしてあげよう」と相手のために行動できる関係性(支え合える関係性)
・「彼氏、資格勉強頑張っているから、私も英語の勉強頑張ろう」「彼女ダイエット頑張っているみたいだから、俺も筋トレ頑張ろう」とお互いに努力できる関係性(高め合える関係性)
好循環の関係性になったら、相手に不満を抱いたり、相手に感情をぶつけるより先に「自分の行動に原因がないだろうか」と振り返ることができるようになります。
でも、「認め合える、支え合える、高め合える」というバランスが崩れてしまうと、対立関係に入ってしまうようになります。
例えば、いつも思いやりをもっている彼女が「なんで、私だけ思いやりをもっているの。彼からの愛情が見えない。尽くしている分の見返りがない」と不満から彼氏に嫌みを言ってしまうケースがその典型ですね。
嫌みを言われた彼氏は「彼女から攻撃された、責められている(彼女から認めてもらえていない)」と思ってしまいますから、攻撃しかえします。つまり、彼氏も彼女を認めないような姿勢をとるようになってしまいます。
そうなると、はい、対立関係の仲間入り(笑)
対立関係が長引くと、無意識に相手を攻撃したくなります。
でも、あなたが相手を攻撃するのと同じように、相手から攻撃されることも多くなります。
つまり、お互いに傷つけ合うような悪循環の関係性に入ってしまうということですね。
お互いが「あなたが譲歩してよ」と思いやすく、「なんで、私のことをもっと理解してくれないの」と不満をもつようになります。
何をしても、何を言っても、相手と衝突しやすいのです。
「一緒にいても幸せを感じにくい、一緒にいても疲れてしまうだけ」という状態になりますので、あとは別れを待つだけのような関係性になります。
対立期が長引けば長引くほど、そこから関係性を挽回しようとするのはとても難しいです。
対立関係に入ってから早いうちに二人の溝を埋めておかないと、気づいたときにはもう二人の努力では埋められないような大きな溝ができています。
そのため、ぶつかり合った時は、早いうちからわだかまりが残らないようにお互いの気持ちをケアしておくことが重要になります。