愛される自信をもつには

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こんにちは。
恋愛心理アドバイザー白浜ゆうりです。

今回は恋愛で心を守るためにとても大切な『愛される自信』について解説します。

1.愛される自信とは

愛される自信とは、『そのままの自分でも愛してもらえる価値がある』と思える自信のことです。

愛される自信は、基本的に幼い頃からの家庭環境で身につくことが多いです。

皆さん、幼い頃、転んで傷だらけになったり、いたずらをして怒られた経験はありますか?幼い頃は、それが自分の失敗体験になります。
その時、親などの周囲の人はどんな行動をとってくれましたか?

失敗をしても親が子供を全否定することなく受け止めてくれたり、怒ったり心配しながらでも継続して愛情をかけてもらえた人は、家庭の中で自分の居場所が構築されます。

親が自分の存在をちゃんと認めてくれる環境で育った人は、『自分はありのままでいても愛される価値がある人間』だと思えるようになります。

しかし、逆に「どんくさい」「お前は何をしても駄目だね」など否定された経験が多い人は、『そのままの自分だと愛してもらえない価値がない人間』と思い込むようになります。

このタイプの人は、大人になってからも「ミスをする=自分を否定される」と考え、失敗をすることが極端に怖くなります。失敗する自分を受け入れてもらえる居場所が家庭内になかったからです。

親からよく否定をされていた人は、失敗を恐れるあまりに新しいことに挑戦することへの抵抗感が強い傾向にあります(→恋愛で言えば、新しい異性を探すことが出来ず、過去の相手を引きずりやすくなります)また、自分がコントロールできない環境下(恋人が思い通りに動いてくれないときなど)で取り乱したり、攻撃的になったりもしやすいです。

安心できる心の居場所が幼いときからなかったため、精神的に不安定な傾向にあるんですね。

家庭で否定ばかりされて、ありのままの自分を受け入れられた実感がない人は愛される自信新しいことに飛び込む自信が身につかないまま大人になってしまうのです。

2.  愛される自信がない人の恋愛

愛される自信がない人は、そのままの自分では他人に受け入れてもらえないという考えが根底にあります。

家族」という人生で初めての人間関係で、ありのままの自分を受け入れてもらった経験が少ないからです。

そのままの自分では愛される価値がないと思っているので、無意識に相手に尽くして愛情を求めてしまいます。

愛される自信がないと、尽くすという行為で自分の価値を高めて認めてもらおうとするのです。

些細なことで相手が離れていってしまうのではないかという不安も強いので束縛をしてしまったり、相手より上の立場になりたくて相手の揚げ足をとるような言動をしやすいです。

愛される自信がない人は、恋愛でも必死になりすぎて、相手に重さを与えやすくなります。その結果、長期的にお付き合いすることができず、短期的な恋愛を繰り返しやすくなります。

こうして傷つく恋愛を繰り返していくと、人はどうなると思いますか?
それは、ずばり、愛されることを諦めるようになってしまうのです。

自分はどうせ誰からも受け入れてもらえないと思い込み、心に壁を作ったり、関係性を自分から壊してしまいやすくなります。

逆に相手に良いように利用される恋愛に慣れてしまって、傷つく恋愛から離れられない人もいます。

その人たちにとって、それが通常の恋愛のスタンスになってしまうわけです。
そのため、愛される自信がないと、なかなか恋愛で幸せになることができません。

3.  愛される自信をもつには

愛される自信がない人でも、幸せな恋愛をするためにできることはちゃんとあります。

その中でとても大切なことは相手選びです。
ありのままの自分を褒めてくれて、認めてくれて、愛してくれる相手を見つけることが大切になります。

揺るぎない愛情を与えてもらうことで、恋人との間にありのままでいられる自分の居場所ができるんですね。
気持ちが満たされ、安心できる居場所づくりが必要です。

「どんな自分にも真剣に向き合ってくれた」
「失敗しても、駄目な自分でも愛してくれた」

という経験を重ねるたびに、愛される自信が身につくようになります。

恋愛で強く愛された経験がある人は、その後の恋愛でも、相手が自分に本気であるかどうか見抜く力に長けています。

真剣に愛された経験がある人は、自分を都合良く扱う相手はすぐに分かります。家族からでも恋人からでも良いので、過去に大きな愛情を注いでもらった人は、そうでない人に比べて恋愛でも強いのです。

逆に自分を大切にしてくれない人とずっと一緒にいてしまうと、自己肯定感はどんどん下がっていきます。

相手はあなたとしっかり向き合ってくれていますか?
あなたは相手に価値を認めてもらえず、寂しさや虚しさを感じていませんか?
相手に都合の良いように利用されているように感じていませんか?

「愛される価値がない」「大切にされる価値がない」と自分で思い込む前に、辛い恋愛からは勇気をもって離れることが大切です。

本来「愛される価値」は誰にでもあるものです。

自分を傷つけてくる相手と一緒にいるほど、幸せな恋愛を受け入れることができないくらいに自分の恋愛観が歪んでいきます。

時間や労力が無駄になるだけでなく、幸せになれる可能性のあった未来さえも奪われてしまうのです。

自分の価値をちゃんと認めてくれる人を見つけることが、愛される自信を身につけるために必要不可欠な要素になります。

しかし、愛される自信がない人は、残念ながら大抵見る目がありません

傷つけてくるような人を自分から選んでしまっています。
不幸な恋愛をすることが、普通になっているからです。

傷つく恋愛は卒業したい!
幸せな恋愛も経験してみたい!

と素直に思える人は見る目がなくても、まだ助かる道があります。

見る目がない自覚がある人は、他の人からの意見を参考にするところから始めましょう。

恋愛感情は相手の欠点さえも見えないようにしてしまうものです。
恋愛中の本人は相手がどんなにクズであろうとも「好き」という感情で支配され、相手の本質を見抜けないことがよくあります。

そのため、第三者の冷静な意見に耳を傾けることがとても大切になります。

「あんな人やめた方が良いって」と言われてしまうような恋人がいる人は、そう言われるだけの理由がちゃんとあると思って下さい

恋愛中の本人は、別れた方が良いと思われる理由が見えなくなっているだけなのです。

見る目に自信がない人が相談すべき相手は

①あなたのことを大切に思う人(親や兄弟、親しい友人など)

あなたを大切に思う人は、あなたが幸せになることを望んでいます。
あなたが不幸になりそうな相手と交際していたら、ちゃんと止めてくれます。

はっきり言うのは角が立つので避けたとしても、やんわり「その人やめた方が良いんじゃない?」と別れる方に話を進めてくれます。

せっかくのアドバイスを
「ほっといてよ」
「あの人のことは私が一番分かっているから」
と無下にしないようにしてください。
(好きな人と離れたくないという気持ちは分かりますが)

なぜ「やめた方が良い」と言うのか、その理由をしっかり聞いてみてください。

②異性を見る目がある人

・1回の交際期間が基本的に長い人(短期での恋愛を繰り返していない人)
・いつも幸せで満たされていそうな人
・恋人や家族からとても大切にされている人
・幸せな結婚生活を送っている人

上記の人が身近にいれば、「今の恋人で良いか悩んでいる」と相談してみてください。客観的で冷静なアドバイスを受けることができるでしょう。

「私にはどんな男性(女性)が合っていると思う?」
「どんな人を選べば、幸せになれると思う?」と聞いてみるのも良いと思います。

その特徴に今の恋人が当てはまっているかどうか確認してみましょう。

③信頼できる専門家

恋愛ではたくさんのカウンセラーがいますが、あなたが信頼できそうと思う人に相談してください。

中には口コミや評価を気にして、あなたが望む答えしかくれない専門家(カウンセラー、占い師など)もいます。そうした専門家に相談するよりも、時には厳しく、まっすぐなアドバイスをくれる専門家を見つけるのがおすすめです。

カウンセラー自身も相手が望んでいないアドバイスを本当は言いたくないと思います。でも、あなたがきっと変われると信じて、長期的にみて幸せになれる可能性が高い道を教えてくれていると思います。

そのため、しっくり来ない回答でも、それこそがあなたに必要な答えであることも多いので、どんな意見でも一つの意見として受け止めることが大切です。

私自身も、相談者が望まない答えに怒り出し、口コミで辛辣な評価を受けることも覚悟の上です。(真剣に相談者と向き合っても、その気持ちを受け取ってもらえない時は落ち込みますが・・・笑)

もちろん、すべてのアドバイスが正しいわけではありません。「正しいか正しくないか」は後になってからしか分からないものです。そのため、後悔ないように色々な人からたくさんの意見を取り入れて、「これだ」と思える行動を実行しましょう。

最終的に自分の行動は自分にしか決められません

4.まとめ

辛い境地に立っている人は、進むべき道が間違っているからこそ辛いので、今までと反対の行動をとらないといけない人も多いです。

誰でもこれまでの生き方を否定したくないので、行動を起こすことにためらいがあるものです。それはよく分かります。

でも行動を起こす勇気がない人は、いつまでも変わることができません。

これまでと違う行動を起こす時、誰でも強い痛み(精神的な負担)を伴います。大きく変わる必要があるので、痛みがあって当然です

でも、私は何よりも相談者に「幸せな恋愛をするために変わりたい」という気持ちを大切にしてほしいなといつも思っています。

その気持ちだけ忘れなければ、幸せになるのを諦めないで進むことができるからです。

未来で過去を振り返ったあなたが、「あの時、行動しててよかった」と思える日が来ると信じましょう。

復縁を考えているけど復縁に迷う気持ちがある方、幸せになれる相手なのか確かめたい人はぜひご相談ください。

いつでもお待ちしております。


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