今回は、安室奈美恵さんを恒星パランという方法を使い、リーディングさせていただきました。
ホロスコープで示される10天体(太陽・月+太陽系の惑星)に絡む恒星に注目し、恒星が、その天体を通じてどのような力を放つのかを見ていきます。
恒星パランでは、太陽・月と太陽系の惑星が、恒星と関わりをもった状態を「パランする」といいます。「パランする」関係とは、太陽系の天体が、恒星とある特定の位置関係にある状態をいいますが、詳しい説明はここでは省きます。
このリーディングでは、太陽と、アーティストなので感性に関連する金星、そしてホロスコーフでは金星は土星と重なっていますのでその土星の3天体に絡む恒星について、リーディングしていきます。
1 太陽に絡む恒星
太陽に絡む恒星として
特に「社会で活躍するときに強い影響を与える恒星」として…
アキュメン 批判や攻撃を受けやすい 攻撃に対する耐性を身に付ける
デネボラ 世の中の多数派には従わず独自の考え方を持つ 群れない 異端
「無意識の領域で土台となり、自分の奥深くに根付き力となる恒星」として…
ベテルギウス 派手で人々の注目を浴びるような成功 力強さ スター性
以上の3つです。
まず、安室奈美恵さんの奥深くにあるベテルギウスの力ですが、この恒星は堂々とした華々しい成功を意味します。そうした成功に導く力を、安室奈美恵さんは奥底に持っているのでしょう。
太陽は自分らしく人生を歩むその生き方を示しますが、その太陽にベテルギウスが絡むと、自分の力で活路を見出して人生を勝ち抜き、目標を達成する力になります。
安室奈美恵さんの太陽は乙女座にあります。乙女座は調査力・分析力に優れ、完璧主義の性質を持ちます。目標に向かう際には、綿密な準備のもと、戦略的に成功を掴んでいくでしょう。単に派手さで成功でアピールするよりも、緻密にな準備をし、完璧さをともなった目標達成で他を圧倒するようなイメージがあります。
そうして社会で活躍し、成功を収めていくときに影響を与えるのは、アキュメンとデネボラです。
アキュメンは批判や攻撃を受けやすいものの、それに耐え抜く力を与える恒星で、デネボラは独自の考えを持つことを意味します。そして乙女座は社会の中で有用な存在であることを重要視し、批判精神もあります。
デネボラの影響により既存の体制や慣習に疑念を抱き、自分なりの理想で貫き社会に貢献しようとする姿勢が強まりそうです。ですが、その独自の哲学が周囲からの批判の対象になることも考えられます。
2 金星に絡む恒星
金星に絡む恒星は
「若年期から発揮され、人生を通して強い影響力を持つ恒星」として…
アルデバラン 誠実であることで信頼と成功を得る ロイヤルスターの一つ
「無意識の領域で土台となり、自分の奥深くに根付き力となる恒星」として…
アルフェッカ 自分の力で掴みとるだけではない思いがけない幸運によってステイタスを得る
の2天体です。
この2天体と関わりを持つ金星は、獅子座にあります。
獅子座金星は、自分を魅せる力があります。華やかさがあり、いるだけで輝きを放つような印象があります。ただ、単なる外見的な魅力ではなく、確かな実力によって周囲から認められたいという思いがあるので、そのための努力も怠りません。アルフェッカと絡むと思わぬことから急に注目を浴びるような立場に立たされることがあっても、その地位や立場にあぐらをかくことなく、本物の輝きを追求して努力していくでしょう。
アルデバランと獅子座金星の絡みも、誠実さと高い理想に支えられた気高い姿勢が人を惹きつけ、成功につながっていくと読むことができます。誇り高く、自分のスタイルや美学を貫き妥協しない姿は、尊敬を集めそうです。
獅子座金星は芸能分野おいて才能を発揮する傾向がありますが、ロイヤルスターの一つで非常に影響力が強いとされるアルデバランの力で、社会にインパクトを与えるような活動で自分を表現することができるでしょう。
3 土星に絡む恒星
土星もまた金星と同じく獅子座にあります。そしてホロスコープ上では、土星は金星と重なります。
土星は、堅実、厳格、責任、試練などを表します。
獅子座で土星と金星が重なると、キラキラとした華やかさというより品格・気品というものが強調されるように思います。土星は厳しさを表すので、金星の自分を魅力的に魅せる力も、高い条件を満たして人々から支持され認められる必要があると考え、そのための努力を課す作用をもたらすでしょう。
その土星に絡む恒星は、以下の4つです。
「若年期から発揮され、人生を通して強い影響力を持つ恒星」として…
デネブ・アルゲティ 秩序と公正さ 社会にとって何が最も良いかという視点
「社会で活躍するときに強い影響を与える恒星」として…
ミルファク エネルギッシュ 無謀さ チャレンジ精神旺盛
特に「熟年期以降に強く影響を与える」あるいは「他者との関わりの中で発揮される力」として…
シェダル 女王を象徴するシンボル 尊厳 品格 気品
アルケス 大切なものを受けとりそれを人々に届ける媒介としての役割
人生を通して影響を与えるデネブ・アルゲティは、人間社会に文明の基盤となるルールや秩序をもたらす神がモデルになっています。
獅子座は自分のやりたい事を表現していく星座ですが、デネブ・アルゲティがあると、社会にとって良いこと、社会の秩序や正しさの範囲の中で自分を表現するということになりそうです。土星も社会秩序に関係しますから、そこが強化されるイメージですね。
さらに前述した太陽に影響を与えるデネボラとの関わりもありますので、既存のあり方や慣習に疑問を持ちそこを正さなければならないという考えを持つのかもしれません。
そして、社会で活躍するときに影響するミルファクは、獅子座が象徴する自己表現のエネルギーを活動的にさせます。だた、ミルファクは土星を通して表現されるので、課題や試練を伴いながら挑むことになると考えられます。努力を通じて自分を表現する力を磨き、獅子座が象徴するカリスマ性を備えていくと感じられます。
熟年期以降に影響を与える、あるいは他者との関わりの中で発揮されるのは、シェダルとアルケスです。
シェダルと獅子座土星の絡みは、華やかな女王というよりも非常に気高く、威厳がある姿をイメージします。シェダルは女王を象徴する恒星で、存在することで威厳や気品といった印象を人々に与えます。ですから自分を主張していくというよりも、その姿でもって品位を示していきます。力強さによって人々の支持を得るというより、内面の品格や気高さによって尊敬を集めるのです。
同じ時期に絡むもう一つの恒星アルケスは、大切なものを人々へ運ぶ意味を持ちますが、シェダルの影響で、自分が得た知識、在り方、考え方を直接的な言葉ではなく、その姿勢を通して伝えていくのではないかと思います。自分の在り方が、社会にどう影響を与えるのかについて責任を感じながら、その役割を果たしていくのでしょうね。
リーディングは以上となります。
太陽と金星・土星の3天体のみのリーディングでしたが、納得の星の配置をお持ちでした。
特に獅子座金星に重なる土星にシェダルが絡むという配置が、私の中の安室奈美恵さんのイメージにぴったり。
改めて星が人に与える力は不思議なものがあるなと感じたリーディングでした。