思考を深める魔法の言葉「なぜ?どうして?」part2

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ビジネス・マーケティング
前回の続きです。

魔法の言葉「なぜ?どうして?」を繰り返すことで本質的な問題、原因、課題がみえてきます。

なぜ?を5回繰り返すと良いともよく言われています。
元々はトヨタ自動車が自動車の生産効率を上げるために、製造現場で発案された思考法です。
実際にはそこまで繰り返さなくてもおおよそ根本原因にたどり着くこともありますので最大で5回と考えておくとよいと思います。

例えばダイエットを例にするとこうなります。
もし何も考えていないと、「最近だいぶ太ったなー、そろそろ痩せないと・・」「じゃあ運動でもするか・・」
結果何が起きるでしょうか?

おそらく多くの人(私も含め)はジョギング初めて3日坊主で終了でしょう。
仮にジョギングは3ヶ月も続けているのに全く痩せない。そんな人もいるかもしれません。

では「なぜ?どうして?」を使って原因を考えてみましょう。
まず太った原因は何が考えられるか?

普通に考えるとカロリーを蓄えると体重が増えるので、カロリー燃焼以上に摂取が多すぎるか、カロリー摂取以上に燃焼が少なすぎるかですね。

次にカロリー摂取が多い原因を深掘りしてみましょう。
なぜカロリー摂取が多いのか?

考えられるのが①間食を含め食べる回数が多いから②一回あたりの量が多いから③量は少ないものの、高カロリーの肉、揚げ物ばかり食べているから
などがありそうですね。

さらに一つ深掘りしてみるとこうなります。
なぜ間食を含め食べる回数が多いのか?
①直ぐにお腹がすくから耐えられない②目の前にお菓子があるとつい手がでてしまう③口寂しさに食べてしまう
色々原因はありそうですね。

もういっちょ一つ掘ってみましょう。
なぜ口寂しさに食べてしまうのか?
・仕事に集中できなくなるから

どうやら一つの原因が仕事の集中力が切れるために、目の前にあるお菓子を食べてしまい、結果毎日多くのカロリーを摂取していることに気が付きました。

ここまでくるとじゃあどうするの?となります。
原因に対して解決策ですね。

集中力を高めることができればお菓子を食べなくて済むとしたら、①マインドフルネスで集中力を鍛える②ブラックコーヒーを飲む③集中スペースで作業を行う
こんなところでしょうか。

掘り下げるにあたっては因数分解をすると抜け漏れがなくよいのですが、それはまたの機会にします!


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