かなり最初のエントリとして書いたものがあって、それが偶発性を作れればアイデアは出るんじゃないかという話を書きました。
今年の初めでしたね。
同じことを言ってるんですが、また書いてみます。
偶然のコミュニケーションが起こることを期待する手段がどれだけあるか?
前書いた思考の垂れ流しもそうですが、実はこれらは偶然のコミュニケーションが生まれることを期待している、と感じたんですね。だから、アイデアが生まれやすいやり方と言ってもいいと。
こういう方法を独自でなくてもいいので、だから「思考の垂れ流し」はできそうならやったほうがいいんですね。ちょっとやだな、ならやらなくていいわけです。そうやって色々やってみてどうなるかを検証すればいいという話です。
そして代表的なものがこのコミュニケーションとして偶然や偶発を期待するのがおなじみに「雑談」なわけです。雑談から間違いなくアイデアは出ます。ただアイデアが生まれるためには、それを受け入れる余地、あとは話を展開するということもあるので「雑談」自体は「雑談目的」ではなくて、休憩とか、違うことを考えるとか、ちょっと報告とかそういうのも含んでいいのかなと。というかそうでないと、雑談のための雑談となってしまうので、これは意味がないんですね。
雑談の定義の難しさは、目的がないこと、となります。もっといえば、コミュニケーションはするけどと。挨拶をするときに「おはようございます」自体に意味はなくて、もちろん健康ですよ、敵意はないですよ、調子はどうですか、という言外のメッセージを受け取ることも出来ます。できるのですが、明確な意図がないので「おはようございます」で、「敵意はないですよ」という狙いを伝えるのは結構難しいかもしれないってことです。であれば「敵意はないですよ」といったほうが良いわけです。面倒なのは、「敵意はないですよ」といっても、敵意があるケースもあるので、これが言葉の面白さであり、難しさかもしれません。
雑談的な手段、道具、コミュニケーションを増やせばいい
アイデアが出ないという話は非常に良くわかります。その時多くの人は、アイデアとして「何か素晴らしい、期待が出来て、優れて、誰もが認める、先例がなく」なんてバラ色!のものを期待しちゃうんですね。
でもどうでしょうか。実際のアイデアはそもそも「頼りなくて、そんなのでいいのか、がっかりしてしまうような、自分でもできるわ!」と思ったりするんじゃないかなと。このギャップも面白さですが、実際に期待値が高い人ほど、アイデアは出せてないというか、期待値が高い故に弊害として実際にアイデアを出す、やってみるが途端にポンコツ化してしまうというわけですね。つまり期待値バーチャルというか、まあそのまま何もなく終わると。
そうではなく、雑談的なコミュニケーションでもいいでしょう。例えばワークショップなどは偶発性が結構あるのでアイデアは生まれやすい。アイデアでなくても刺激や知見が期待できる。ただ明確に得たいものを得るとかではないので、複数の学び方、つまり参加者の器量が問われる=何でもそうですが参加者次第で学び量は変わるわけですね。それを共有できるかどうかはまた別なわけですけど、そこはワークショップデザインという企画側の話としておきます。
前の記事では散歩とかを示したのですが、散歩でも、あえて違うルートをとか、変わった人を探すとか、お店でも違う商品やいつも行かないコーナーに行くとか。この試し自体がまさに偶発性を上げるための仕掛けや工夫といえます。
雑談をすればアイデアが増えるとか出るわけではないですが、一方で雑談的なことをしないとアイデアは出ないですと。当然くどいですが、インプット→思考→アウトプットが基本ですから、インプットがなくて、ただ誰かと話せばいいは筋が悪いです。それなりにアイデアのためにインプットとか考えた上で、雑談的なことをする。それが多分ベターなアイデア出しの方法ではないかと。
偶発性を意図的に作れる人はアイデアマン
最後にタイトルの回収です。こういう偶発性を意図してですね、意図せずでもいいですが、意図して作るとかできるとか、あとはやり方を伝えられるのがアイデアマンです。つまり、言葉を選ばずにいえば僕がアイデアマンといってるだけなんですね(笑)
実際に、偶発性を作るという時に、何を持って偶発とするか、何を意図するかしないか。もっと言えば意図してアイデアを出したいのに、意図しないって禅問答じゃないかってなるんですよね。言葉通り、論理で考える人ほどはまりそうです。
実際は、前も書いたように、アイデアを考えるとアイデアは出ないわけでしたから、アイデアの手前というか、違う部分を見ると良いってことも書きました。
最終的に得たいアウトプット、成果、アイデアを得たいと。でもそれを考えるとハマる、視点が狭まる、上手く行かないことが多いわけです。多分ですけど。だからこそ、手前のインプット→思考をしっかりやると。そうすることでアイデアは自然と生まれると。
もっといえば、それを自然に毎日やることで、日常化する。だからこそ、インプット→思考は毎日やると。その上でやっていくと、そこから、→アイデアになるって感じですね、アウトプットされるというか。
ところてん現象として良いバージョンでしょうか。一定程度考えるとそこから知見となるイメージです。
これらを説明できる人は、クリエイターでもなんでも一定数はいるわけですが、そういう人は間違いなくアイデアマンと言えるわけです。とくに自分の言葉、独自の仮説などがあるととても信頼できます。
これも僕の事を言っているわけです。もちろん先達の知恵を使ったので、先達に感謝しつつですが、実践してアイデアとして出してやっていくのはまさにリアルタイムですから、少しでもアイデアに困った人の力になりたいですね。
アイデアの壁打ち的なこと、アイデア出しも含めてやってますので気になったら良しなにご相談を!