タロットは「逆位置を使わないといけない」わけではない!

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タロット占いを利用する方には、タロットの基本知識がある方が少なくありません。
すると逆位置使わず占うと「なんで逆位置使わない?当たらないじゃん!」って思う方も多いのでは?
でも逆位置の解釈を採用している占い師は日本くらいなんです。
本場の西洋では逆位置採用していない占い師が多いです。

実はタロット占いにはルールなんてないんです。
どちらでもいいんです。

すべては潜在意識、集合的無意識からのメッセージをカードで表現しているので、最初に「正位置のみで占います」と心で宣言するだけで、それなりのカードが出るのです。

ちなみに私は逆位置は採用していません。

理由としては、相談者に不安を与えてしまうのを避けたい、ということと、シンプルに読みやすく、深くまでリーディングできるからです(これは私の感覚的なことです)


例えば塔のカードは逆位置でもあまり意味は変わりません。
塔のカードはショッキングな出来事や今の状態が大きく壊れるという意味です変化のカードでもあります。

しかも大きなショックではあるものの、それは後を引くことなく前を向ける意味になるのですが、逆位置だと同じショッキングな出来事ですが、最初の衝撃は少ないものの、後からじわじわときて、また長引くような意味です。
同じショッキングでも正位置の説明の方が前向きになれる気がしませんか?
ショックなことが後を引くような形だと、それを聞いただけでも落ち込んでしまいそうです。
そのマイナスな気持ちが実際にマイナスを引き寄せてしまいます。


死神のカードは正位置は強制終了と再スタートの意味ですが、逆位置になると、未練があったり、終わらせたくない、諦めきれない・・・しかし終わることは決まっているし再スタートになることも決まっていて変えられない結果です。
正位置でも強制終了なのですから、その裏には終わらせたくない気持ちはあるのです。
それをわざわざ逆位置の意味でその部分に焦点を当てるより、再スタートの方に焦点を当てた方が前向きだと思いませんか?


タロットは今の悩みから解放されて、前に進むためのアドバイスカードです。
マイナスな気持ちにさせてしまえば、その方にマイナスな出来事を引き寄せてしまいます。
カードが逆さまになるだけで不安を与えます。

これはポジティブな結果だけを伝える、ということではありません。
焦点を当てる部分が違うのです。

逆位置で正反対の意味になるカードであれば、その意味になるような別の正位置のカードが現れます。

またカードを勉強中の方にとっては、逆位置の意味が正反対になったり、より酷い状態になったり、カードの悪い部分が出たりと、覚えるのも大変です。

リーディングがあまりにも複雑になってしまうと、正しい読み方ができない可能性もあります。

そういう場合は正位置のみの採用でも十分占えます。

特にルールや決まりはないので、自分にしっくりくるやり方を採用する方が、正しいリーディングができると私は思います。

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