自己紹介①-就活落ちこぼれ時代-

記事
デザイン・イラスト
こんにちは。
イマココデザインです。
オフィスのデザインをしています。

これからしばらく私の自己紹介的なブログを書いていきたいと思います。
私がデザイナーとして生きることを決めたお話です。

大学時代は経営学を学んでいました。
ゼミでは統計学を専攻していました。
つまらなくはないけど、面白くもない。
そんな毎日を過ごしていました。

3年生になると社会人になるための準備が始まります。
そうです、就職活動です。

私は、いわゆるそこそこの偏差値の総合大学の学生でした。
3年生の秋頃になると誰も言わないのに私の周りの人達は
気が付いたら就活を始めていました。「りくなび」という言葉が飛び交い
説明会にいったりしていました。私は完全にその流れに乗り遅れていました。
そして、乗る気にもなれませんでした。みんな当たり前のように自己分析や企業分析して希望する仕事を選んでいましたが、私にはその当たり前がどうしてもできなかったんです。

そもそも自己分析なんて恐怖でしかなかった。自分には何の特徴もない、かといって普通のことが普通にできるかといったらそれもできない。そういう絶望的な結果が導き出されて人生終わると本気で思っていました。

でも、そうはいってもこの先どうするかは考えないといけません。とりあえず卒業してから考えるというような柔軟な発想も当時は持ち合わせていなかったので、なんとかしなければとは思っていました。

自己分析をする勇気はない。それだったら、とりあえず自分が好きなことを仕事にする方向で考えようと思いました。寝食を忘れて没頭できる何かがあったかと言えば特に何もありませんでしたが、しいて言えばチラシにある住宅の間取りを見るのは日々のちょっとした楽しみではありました。そして、親がどこからか持ってくるディノスのカタログ(家具のカタログ)を時間をかけてじっくり見るのもひそかな楽しみでした。

住宅系だ!

単純な私はそう思い立ち、ここではじめて「リクナビ」にアカウント登録をしました。そして、住宅系の求人を探したのですが、ここで驚きの事実に直面します。

なんと新卒一括採用の仕事には「総合職」か「一般職」しかないのです。
つまり、住宅系の仕事であったとしても、実際にどの職種になるかは入社するまでわからない。そして、薄々気づいてはいましたが、住宅を「売る」仕事、いわゆる営業系の仕事や、住宅を売る人を「支える」事務系の仕事ではいくらでも求人があったのですが住宅を「つくる」仕事、つまり設計したりデザインしたりする仕事はそもそもの求人自体がありませんでした。私が文系学生であることを考えれば、当たり前なんですが当時は軽く絶望したのを覚えています。

営業や事務がイヤだったわけではないんです。でも、どう考えても自分には適正がないと思っていました。をれは自己分析をするまでもなくわかりきった話でした。私は、人と話すのが苦手でした。いわゆるコミュ障というやつです。
表面的にはわからなかったかもしれません。でも、人と話すことの苦手意識はただならぬものがありました。なので、毎日人と話しまくる営業の仕事なんて
地獄以外のなにものでもないと思っていました。そして、数字も苦手でした。
事務系の仕事は数字を扱うことが多く正確な仕事をすることが求められます。
さらに、社内の人達とうまいことコミュニケーションしていかないといけない。あくまでもイメージですが、嫌なことがあってもいつもニコニコしていないといけない忍耐力も求められます。こんな多種多様なスキルを駆使しないといけない事務職など私に務まるわけがない。そう思っていました。


さてどうしよう。
やりたい仕事はつかめてきたけど、求人がない。
困ったぞ。

ということで、私は方向転換を試みます。
何をしたか。そうです。インターンです。
インターンをして、とりあえず履歴書に「ハク」をつけようることにしました。そうです。私が恐ろしく浅はかな人間だったのです。





サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す