死は、突然にやって来ます。 大切な親が急死・・・
予測外の事が起こります。
心が混乱し長期の介護になると疲弊の極限です-
私は2年前に父が他界し
母は先日、4月初旬に救急搬送後10日で亡くなりました 。
両親を看取った経験から話し心構えとしてお話し出来ればと思います。
余命を知っている場合
宗教にもよりますが、今の現状を伝え 葬儀社へ連絡しましょう
(葬儀社もある程度、分かっていると段取りが早いです)
事前に葬儀のときの花や棺、骨壺のカタログを取り寄せて、
どれにするか考えておくと良いと思います。
息を引き取る前に必ず家族が呼ばれます。
悲しいですが、その時が来た時に備えておくと、
パニックは少なく済みます。
通夜、葬儀は…
最近、コロナの影響もあり参列者の制限もあります。
前もって参列して欲しい人に連絡し、特に故人が深いお付き合いのある人から お声掛けしましょう。
火葬場では
現実的でとても悲しく、この世との別離で一番辛いところです が
悲しいですが残った人間の務めです。
そして今まで人生を全うした事、 自分を育ててくれた事への感謝も含め
リアルですが骨拾いをしてあげて下さい。
思い入れがあれば少しの遺骨をペンダントや身に着けアクセサリー感覚で使用している人もいます。
「いつも(故人と)一緒に居る」と感じます 棺には、
亡くなった方の思い出の品を入れることができますが、
金属類(釣り竿や眼鏡、時計もだめです)入れる事はできません。
お花や写真を入れるのが良いと思います。
ただし、物を入れすぎると火葬後に遺骨に色がついてしまうので、
気をつけましょう。
悲しいながら残された遺族は故人の除籍をしなければなりません。
公的手続きは逝去され1週間から10日以内
近隣の役所に出向き除籍手続きをしなければなりません。
本人名義で口座から引き落ちされて居るものもあるので
滞納と言う形になり、名義変更しなければ、生きておられるものだと
いつまでも請求や督促状が届きます。
クレジットカードや公的機関のの解約
ex;携帯電話の解約、公共料金の引き落としなど 役所や公共施設は、家族(遺族)から事務手続きをしないと
現状通りと思っているので 大変ですが早く済ましましょう。 公的な事を終えると故人とゆっくり向き合えます。
香典・香典返し
最近は遺族からも最初から辞退される方もおられます。 疲れ切った中での挨拶や礼法は残された家族も正直、重荷です。
どうしても気持ち的にしたければ、49日法要や 何らかの法要の時にすると良いでしょう。
最後に
元気だったのに急に亡くなる事は遺族として 悲しい限りですが、
残された人間が最期に人生の精算をするのも 役目です。
寂しく辛い務めですが皆が通る道です。
自分なりに慌てず心の整理も兼ね行いましょう。