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こんにちは、心理カウンセラーの星蘭真弓です。

今日は、私の愛読書の一文を紹介します。

20年前に発行された本ですが、何度読み返しても新たな気づきがあります。


「それでもなお、人を愛しなさい」
ケント・M・キース
人生の意味を見つけるための逆説の10か条


1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。

2.何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい。

3.成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。それでもなお成功しなさい。

4.今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。

5.正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。

6.最大の考えをもった最も大きな男女は、最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。それでもなお、大きな考えをもちなさい。

7.人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。それでもなお、弱者のために戦いなさい。

8.何年もかけて築いたものが、一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい。

9.人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。

10.世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
出展:ケント・M・キース(2002年)それでもなお、人を愛しなさい 早川書房出版



世の中は常に理不尽で狂っています。

ですが、この逆説の十か条は知ると人として生きる意味を見出せるような気がします。

人生の本質ではないものは何か?

真の満足をもたらしてくれるものは何か?

それらが見えてきて

人生を豊かにしてくれるものに、心の焦点を絞ることができます。


この十か条には、
・人を愛すること
・良いことをすること
・正直であること
・大きな考えを抱くこと
・弱者のために戦うこと
・築くこと
・他の人を助けること
・世の中のために最善を尽くすこと
の意味に焦点が絞られています。

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