〜デンマークで保育を学んだ友人の話〜
SNSを見ていると、
同じくらいの年齢の子が
・お辞儀ができる
・お箸が持てる
・トイレができる
そんな投稿が目に入ってきて、
気づいたら比べてしまう。
「うちはまだできてない…」
「このままで大丈夫なのかな…」
そんなふうに、胸がザワザワすること、ありませんか?
実はこれ、日本ではとても多いことなんです。
比較してしまうのは、日本(人)に多い?
日本では昔から
・年齢ごとに「できること」の目安が細かい
・母子手帳や健診のチェック項目が多い
・園や学校でも「みんなと同じ」が基準になりやすい
という文化があります。
そこに今はSNSが加わって、
「できました!」という投稿だけが目に入りやすい。
すると無意識に、
できていない=遅れている
親の関わりが悪いのかも…
そんなふうに結びついてしまうんですよね。
でも、これは
心配性だからでも、神経質だからでもなくて、
「ちゃんと育てたい」という責任感の強さの裏返しです。
デンマークでは、どう考えるの?
ここで、
デンマークに保育を学びに留学した友人から聞いた話を
少しシェアさせてください。
彼女が一番驚いたのは、
デンマークでは「できる・できない」を
ほとんど問題にしていなかったこと。
デンマーク保育の根っこにある考え方
・子どもは「育てる対象」ではなく、一人の人
・発達は比べるものではなく、通る道が違うだけ
・大人の役目は「教える」より「信じて待つ」
2〜3歳で
お箸が使えなくても
トイレができなくても
挨拶ができなくても
誰も心配しないそうです。
それよりも大切にされているのは、
・その子が安心して過ごせているか
・自分の気持ちを感じていられるか
・「やってみたい」という意欲があるか
「今日は何ができた?」ではなく、
「今日はどんな気持ちだった?」
評価や達成よりも、
安心感と自己肯定感が土台なんですね。
デンマーク保育を学んだ友人が、今のあなたにかける言葉
もしその友人が、
今のあなたと向き合ったら、
きっとこんなふうに言うと思います。
「比べてしまうのは、
あなたが“ちゃんと見ている親”だからです。
でもね、発達はチェックリストじゃありません。
お辞儀ができるかより、
『この人の前なら失敗しても大丈夫』と思えるか。
お箸が持てるかより、
『自分でやってみたい』と思える気持ちがあるか。
トイレができるかより、
『自分の身体の感覚を信じていい』と感じているか。
それが育っているなら、
今は何も急がなくていい。
あなたの子は、
あなたの子のリズムで育っています。
そして、そのリズムを
一番よく守れているのは、あなたです。」
最後に
SNSで見る「できました」は、
その子の一瞬の切り抜きです。
でも、あなたが毎日見ている我が子は、
編集されていない、ありのままの姿。
もし比較が浮かんできたら、
こんな問いを自分に向けてみてください。
「この子は、今日、安心して笑っていた?」
それがYESなら、
今はそれで十分です 🌱