「100個単位で」の「単位」は unit ではありません

「100個単位で」の「単位」は unit ではありません

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学び
資材置き場です。部品の箱が積み上がっています。
海外の担当者に、発注の仕方を伝えるところ。手元にクリップボードがあります。

言いたいのは、これです。

ロットは100個単位でお願いします。

3秒、考えてみてください。

答えです。

Please order in lots of one hundred.

「単位」を unit にすると、別のものを指します

出てきそうなのは in units of one hundred. 通じないわけではありませんが、
発注の場面ではあまり使いません。

英語の unit は、数えるときの1つのことです。1個、1台、1本。
日本語の「単位」は、まとめて扱うひとかたまりを指しています。
同じ字面に見えて、指しているものが違う。

英語では、このかたまりを場面ごとに呼び分けます。

・100個単位で(発注のかたまり) → in lots of one hundred
・50個単位で(生産のかたまり) → in batches of fifty
・5分単位で(時間の刻み) → in five-minute increments

日本語は「単位」の一語で全部やっています。
英語は何のかたまりなのかを先に決めないと、語が選べません。

ここも同じ形です。日本語が決めずに済ませていたことを、英語は決めさせる。

lot と batch の違いも、ここから説明がつきます。
lot は買う側・動かす側のかたまりです。この単位で発注し、この単位で入荷する。
batch は作る側のかたまりで、この単位で仕込み、この単位で仕上がる。

どちらも日本語では「単位」や「ロット」で済ませてしまいますが、
英語は誰から見たかたまりなのかまで含んで語を選んでいます。

逆に言えば、英語にする前に「これは発注の話か、生産の話か、時間の話か」を
一度考えるだけで、語が決まります。英語を探すのではなく、日本語を割る。

場面を1つずらすと

5分単位で記録しています。
We log it in five-minute increments.

明日は

「目標まであと2割です」。この「あと」に対応する英単語は、ありません。

尺ではなく、文数で値付けしています

この形式は1文がおよそ13.5秒ですが、そのうち8.3秒は無音と刻み音です。
考える時間の5秒、トラックを切るための前後の無音、日本語と英語のあいだの区切り。
尺の6割が「間」でできています。

尺で値付けすると、間を伸ばすだけで水増しできてしまう。だから文数で数えています。

考える時間は既定5秒で、市販の教材と同じ間隔です。3秒にも8秒にも変えられます。

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