「3日から5日です」の「から」を from にすると、意味が変わります

「3日から5日です」の「から」を from にすると、意味が変わります

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学び
工場のライン脇です。海外の取引先から、追加分の納期を聞かれました。
手元のタブレットには、来週までの生産計画が出ています。

言いたいのは、これです。

納期は3日から5日です。

3秒、考えてみてください。

答えです。

The lead time is three to five days.

英語にすれば曖昧さが消える、わけではありません

出てきそうなのは、こちらかもしれません。

The lead time is from three to five days.

「3日から5日」の「から」を from にしたくなります。これも範囲として通じます。間違いではない。

ただし from A to B には、もう1つの顔があります。変化を言うときの形です。

The lead time has gone from three to five days.

こちらは「納期が3日から5日に延びた」。同じ from ... to が、範囲にも変化にもなる。
どちらなのかは、is か has gone か、動詞のほうが決めています。

ここで気づきたいのは、日本語とまったく同じ構造だということです。

「納期は3日から5日です」も「納期が3日から5日に延びました」も、「から」の形は変わりません。
どちらの意味かは、日本語も述語のほうに預けている。

つまり from を足すと、日本語が持っていた曖昧さが、そのまま英語に移る。
「英語にすれば意味がはっきりする」のではありません。同じ曖昧さを、そのまま運んでいる。

では to だけならどうか。三 to 五 は範囲にしか読めません。
to は「〜まで」というより 「〜と〜のあいだ」に近い働きで、幅そのものを指しています。

曖昧さが自動で消えるのではなく、消せる形を選べる。ここが持ち帰りです。
納期は相手が予定を組む材料なので、選べるときは、狭いほうを選ぶ。

場面を1つずらすと

納期が3日から5日に延びました。
The lead time has gone from three to five days.

同じ日本語の「から」ですが、こちらは from が要ります。変化だからです。

明日は

「不良は1000個に3個くらいです」。この数え方、英語では語順がひっくり返ります。

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