「運」がいい人と悪い人の違い ご存知ですか？

「運」とは何か？

よく、「XXXは運がいい」といいますよね？

進学や就職でも、周りから見ていると「運」がよい人はいるものです。

ところで、「運がいい」というのはどういう事がご存知でしょうか？

実は、「運」というのは、向こうからやってくる物ではなく、「自分から掴む物」です。

例えば、宝くじも良い例です。確かに宝くじが当たるのは「運」が良いと言えます。しかし、宝くじが当たるための「行動」をしているというのがポイントです。つまり、宝くじは「買わないと当たらない」のは当然ですよね？少なくても、宝くじが当たった人は「宝くじ」を買っています。

宝くじの場合は、買っても当たらない確率が高いので「運」による要素が高いのは事実です。しかし、買わなかった回の宝くじは絶対に当たらないのです。

就職の場合は？

宝くじの場合は、確率的な要素もあるため、確かに自分ではどうしようもない部分があります。では就職などではどうでしょうか？

就職の場合でも、自分ではどうにもできない部分はあるので、その部分を「運」と言ってしまえば、運を掴むことは難しいのかもしれません。

しかし、就職の場合は自分で出来る部分もかなりあります。

例えば、求人でWebサイトのプログラミングができる人を募集していたとします。この求人に、Webサイトのプログラミングができない人はまず採用される可能性は低いと言えます。一方で、Webサイトのプログラミングの学習をしてきた人は採用される可能性はあります。

後は、「どんなWebサイトのプログラミングができるか」を相手に如何に相手に伝えるかが大きなポイントになってきます。この場合、「勉強」を目的でやっている人と、「作る」を目的でやっている人では大きな差ができます。

「勉強」はどうしても「知識」を身につける方に目が行きます。例えば英語の勉強ならば、知っている単語の数や、文法などに目が行きます。しかし、本来の目的は、英語は「コミュニケーションの手段」というのが実は多いと言えます。もちろん、単語の語彙数や正確な文法が求められる場合はありますが、多くの場合は「相手に伝える」が重視される場合の方が多くなります。

アメリカで働くには「英語」は必要ですが、必要なのは英語の正確な文法や語彙数ではなく、ほとんどの場合は、「コミュニケーション力」が重要です。如何に相手と上手くコミュニケーションできるかが実は重要で、英語ができたほうがスムーズに行くということです。ホワイトボードを使うとか工夫をすれば、相手には結構伝わるものです。

例に上げたプログラムも同じで、プログラムの書き方は重要ですが、もっと大事なのは、「どう作るか」とか「どうやって課題を解決するか」の方が重要です。

就職で差が付きやすいのは、このあたりで「何を知っているか」ではなくて、「何ができるか」を伝えることだったり、「自分が何ができるか」ではなくて、「相手は何を求めているか」の部分です。

これは、普段からの意識の持ち方で大きく変わってきます。

何をするか、やっているかが重要！

これには、普段「何をするか」「何をやっているか」が重要です。

何をするかは、自分の目的（例えば就職の場合）には何が必要かを考えてその準備をすることです。プログラミング必要ならばプログラミングの学習や実践になりますし、英語圏で働く場合英語もその一つになります。

何をやっているかは、学習が「あなた中心か」「相手中心か」です。まずは、あなたの目的を考えたときの「相手」は誰かを考える必要があります。それが、会社なのか、お客様なのかなどです。そして、その「相手」は何を求めているのかを考えて、普段の準備を整えるということです。

あとは、チャンスを探すことです。チャンスが来た時に、あなたが何をできるか提示できる、あるいは行動できる準備ができている事が大切です。

これが「チャンスをものにする」ということです。折角チャンスがあっても、準備ができていなければチャンスをものにすることはできません。また、チャンスに気づかなくても、チャンスをものにできません。

アンテナを張り巡らせて、チャンスをみつけるのもとても重要です。

運がいい人はやっている！

実は運がいい人は、こうした「準備」と「リサーチ」を普段からやっています。これが、運がいい人と運が悪い人の大きな違いです。

運がいい人は「チャンス」をものにできるので、運が良く見えるのです！

しかし、チャンスは見つけないとものにできませんし、準備ができていなくてもものにできません。

チャンスの見つけた！

では、どうやってその準備をするかチャンスを見つけるかという事になります。

実は、チャンスは「チャンスをのがした時」にあります。

チャンスをのがした、つまり、何かが足りなかったということです。

その時に、何が足りなかったかを考えて見つけて、準備を始める事がまず一番大切です。

もう一つは、のがしたチャンスはどこにあったのか、他にはどこにありそうかを考えて、将来のチャンスを探すことです。多くの場合、「同じような場所」に次のチャンスがあることがあります。そうして、アンテナ網を張り巡らせてチャンスを見つけることです。

運が悪い人の典型は、逃したチャンスを「運」のせいにします。実は、逃した理由は「あなた自身」にある場合がおおいのです。したがって、逃したチャンスを見直すことで、次のチャンスをものにする機会を作ることが「運」を呼び寄せる秘訣です。

まとめ

運を引き寄せる秘訣は、逃した「運」を良く見ることです！

見る時のポイントは、「あなた中心」ではなく、「相手中心」に見ることと、相手は誰かを見極めることです。

この２つのポイントをよく考えて、準備をすると、自然と「運」はあなたのもとにやってきます。「運」は他の誰かが決めるものではなくて、あなた自身が引き寄せるものです！