国語講師のひとり言「問題集選びはほどほどに」

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コラム
『個別の授業で面と向かっては言いにくい話をコラムにしています。ですのでタイトルも「ひとり言」。日々の指導で気づいたあれこれを綴ります。』
国語の文章問題、難しいですよね!

「どの問題集が良いでしょうか?」「おすすめはありますか?」

といった質問をいただくことがあります。

しかし市販のものに目移りする必要はまったくありません。

塾で使っているテキストとサブテキストの問題集で十分です。

解いていない問題があれば、すみずみまで解いてください。

塾のテキストおよび演習問題集が、一番入試の内容および形態に近いです。

もし6年生ならば、そして夏以降であるなら、絶対に受けない学校の過去問も使えますね。

ただし「小手調べにはいいだろう」と、偏差値の低い学校の問題を解くことはおすすめしません。

出題に明確な方針が感じられず、自分なりの解き方を確立している子ほど混乱しやすく、マイナスにしか働きません。

今はメルカリなどで書き込みのない他塾のテキストが入手できたりと便利な世の中です。

解答・解説付きであることをよく確認して、そうしたテキストを手に入れて活用するのも良いですね。

どの参考書が良いか・どの問題集が良いか・どの解説書が良いか、と悩むことに割く時間があったら、初見の問題を1問でも多く解きましょう。

合格への道はそこからしか始まりません。



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