コンビニ日記【彼女の記憶は何処へ】

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コラム
今回は番外編です。
まるで現実とは思えない出来事をご紹介致します。


これは、かつて私が某コンビニエンスストアで夜の勤務をしていた時の話。

深夜1時過ぎ、ふらふらした足取りで、その女性はやって来た。

「あのお、すみません」
どうしたんだこの人、と思いながら、私はレジの前で対応した。

背が高く、綺麗な服装をしているのだが、目がおどおどしていて、かなり困っている様子。

「……はい」私が言った。
「ここ、どこでしょう?」レジの前で、女性は言う。
「え」驚いて彼女の顔を見ると、その表情は至って真剣。

次に彼女の口から出た言葉に、私は仰天した。

「私、30分以上、記憶が続かないんです。……変な男の人に連れられて、ここまで来たんですけど」

そして、彼女は鞄から身分証明証を取り出した。「ここ、どこでしょう?」
「ここは埼玉の〇〇ですよ」

身分証明証に書いてある住所は随分遠い。

タクシーを呼ばなければ。
タクシー会社に電話をしたが、深夜1時過ぎと言うこの時間ではなかなか繋がらない。

「こういうこと、よくあるんですか?」
「はい……」と、彼女。

普段、どうやって生きているのか。

しかししかし、記憶が更新できない病気、というのは、アニメの中でしか聞いたことがなかった。実際に存在するとは。

結局、その後、偶然この店に寄ったタクシーに乗せられ、彼女は家へと帰って行った。

まるで現実とは思えない出来事。

~かつて私が夜のコンビニでアルバイトをしていた時のお話~

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