転職って悪いこと⁉

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コラム
ようこそ♪

良いお天気ですね。
爽やかな気分です。





ではでは、早速ですが
「転職」って悪いことですか?
「悪い」場合は、それはどうして?



退職した当時の、あの職場でのあなたを
思い返してみて下さい。

そして、
今のあなたがしっかりと味方になって
考えてみて下さい。

あの時に、頑張って頑張って辞めずにいた
としたら、今頃は成功して安泰だったので
しょうか?



あなたは今、その仕事を辞めたことを
後悔していますか?


例えば
どんなに景気の良い時期(バブル期)でも
どんなに景気の悪い時期(氷河期)でも
辿りついたその場所があなたにとって
良いか悪いかは分かりません。

その時のその場所が、あなたにとって
どんな経験をさせてくれたか
それだけが重要だと思いませんか?

今その経験をどう思えるかが重要なんです。

そんな私も、
家庭の事情や私自身の無価値感を抱え、
薄暗い霧の中にいた頃は、転職を繰り返して
しまう自分を責めて責めてイジメ抜いてい
ましたから、あなたの気持ち分かります。

だから今、是非、考えてみて下さい。
どんなあなただったら、イキイキと仕事が
できて、仕事が続くと思いますか?
(それをあなたの目標にしたらいいですね)


それを踏まえて
あの時のあなたや、その時の職場環境は
どうだったでしょうか?

やっぱり何度考えても「辞めてたな」って
思うなら、あなたの決断に間違いはなかった
のです。

その場所で成功できなくても
「辞めた」経験をさせてくれた場所として
学びを上書き保存していきましょう。


暗い辛い嫌な思い出(記憶)を
良い事・悪い事のどちらかに振り分けるの
ではなくて、その経験をするために
今のあなたへの布石として
その道を通されたんだと思いましょう。

そして、その辛い悲しい思いがまだ残って
いるようなら、その思いを手放してあなたを
自由にしてあげましょう。

その辛い思いを引き留めないで下さいね。




中国の哲学書 淮南子
人間万事塞翁が馬(じんかんさいおうがうま)
をご紹介します。
有名ですから知っているかもしれませんね。


この人間万事塞翁が馬は、
中国の前漢の時代に書かれた『淮南子』と
いう書物の中にある張良という人が作った
話が元となってできた故事成語です。



国境の砦の近くに老人一家が住んでいました。
ある日飼っていた馬がなぜか突然国境の外、
胡人(北方の異民族)の住むあたりに逃げて
いってしまいました。

当時、馬は財産とされ大金を失ったような
ものでした。

それを知った人々が見舞いにやってくると、
この老人は
「この災いことは福を呼び込んでくれるかも
しれんよ」と言います。

それからしばらくして、逃げた馬がなんと
野生の立派な馬を引き連れて戻ってきました。


また人々がやってきて
「良かった良かった」と祝福すると、老人は
「この幸福は災いをもたらすかもしれんよ」
と言います。

またある日、この老人の息子が馬から落ちて
足の骨を折ってしまいました。

また人々が見舞いにやってくるとこの老人は
「この災いことは良いことかもしれんよ」と
言います。

またしばらく過ぎた頃、体の頑健な男子は
みな兵隊にとられてしまいました。
彼らの多くはこの国境のあたりで戦死しまし
たが、老人の息子は足を悪くしていたため徴兵
を免れ、親子ともども天命を全うしました。




この物語が故事成語の塞翁が馬となりました。





この物語は、
一見、悲しい辛い出来事や、諸手を上げて喜ぶ
ような出来事も、実は出来事自体に意味はなく
意味をつけているのは自分自身であり、
それをどう色付けするか、どう受け入れるかに
よって人生そのものが変わるということを
教えてくれていると思います。





読んで下さってありがとう。


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