やずや「30日以内に10回接触」に学ぶリピート率を高める顧客接点の作り方

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ビジネス・マーケティング

やずやとは?通販業界のリピート率No.1企業


株式会社やずやは、福岡県に本社を置く健康食品通販会社です。「にんにく卵黄」で有名なやずやは、ダイレクトマーケティングの老舗として、リピート率の高さで業界トップクラスの実績を誇っています。

やずやの最大の特徴は、「定期購入」という仕組みを確立し、顧客と長期的な関係を築くことで、安定した売上を実現している点です。新規顧客獲得に多額の広告費をかけるのではなく、一度購入してくれたお客様を大切にし、リピーターに育てることに注力しています。

「一度購入したお客様に対して、30日以内に10回接触すること」— やずや式マーケティングの法則 出典:やずやセミナー及び複数のマーケティング文献

この法則が、やずやのリピート率を支える秘密です。今回は、この「30日以内に10回接触」の本質を深掘りし、中小企業や個人事業主が実践できる形で解説していきます。

「30日以内に10回接触」の本質とは何か?

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やずやが実践する「30日以内に10回接触」とは、新規顧客が初めて商品を購入してから30日以内に、10回の接点を持つことで、リピーターに育てる手法です。

なぜ30日以内なのか?

通販業界では、初回購入後30日以内が「顧客が離反するか、リピーターになるかの分かれ道」と言われています。この期間に適切なフォローをしなければ、顧客は商品のことを忘れ、他社に流れてしまうのです。

逆に、この30日間に丁寧に接触を続けることで、顧客は「この会社は私のことを大切にしてくれている」と感じ、信頼関係が生まれます。

10回の接触とは具体的に何をするのか?

やずやが実践する10回の接触には、以下のようなものがあります。

やずやの顧客接点例:

1. 商品発送の連絡(メール・SMS)
2. 商品到着後のお礼の電話
3. 商品同梱のニュースレター
4. 使い方ガイドの郵送
5. 体調変化の確認電話
6. 季節の情報誌の郵送
7. お客様の声を紹介したDM
8. 試供品やサンプルの送付
9. 定期購入のご案内
10. 感謝のメッセージカード

注目すべきは、これらの接触が「売り込み」ではなく、「顧客の役に立つ情報」や「感謝の気持ち」を伝えることに重点を置いている点です。

「非効率」だからこそ、強い

やずやの顧客フォローは、デジタル化が進む現代においても、電話や紙のDM、手書きのメッセージカードなど、「非効率」な手段を多用しています。しかし、この「非効率」こそが、やずやの強みなのです。

顧客は、自動配信のメールよりも、担当者からの直接の電話や手書きのメッセージに、「自分は大切にされている」と感じます。効率を追求するあまり失われがちな「人の温かさ」を大切にすることで、やずやは高いリピート率を実現しているのです。

💡 中小企業への応用ポイント
私がLP制作後のクライアントにお伝えしているのは、「LPで獲得した顧客を放置しない」ということです。購入直後の30日間が勝負。ステップメール、LINE配信、電話フォロー、ニュースレター郵送など、複数の接点を設計することで、リピート率は大きく変わります。

「集客導線チェックリスト」では、こうした顧客接点の設計が適切にできているかを確認できます。まずは現状を可視化することから始めてみませんか?

まとめ|顧客接点を増やせば、リピート率は自然に上がる


やずやが実践する「30日以内に10回接触」の法則は、リピート率を高めるための本質を教えてくれます。

新規顧客を獲得することに注力するあまり、既存顧客のフォローを疎かにしていませんか?実は、新規顧客を獲得するコストは、既存顧客をリピーターにするコストの5倍とも言われています。

やずやのように、初回購入後30日間に丁寧に接点を持ち続けることで、顧客は「この会社は信頼できる」と感じ、リピート購入につながります。

あなたのビジネスにおいて、購入後の顧客接点は設計されていますか?メール、LINE、電話、DM、ニュースレター…。複数の接点を組み合わせて、顧客と長期的な関係を築くことが、安定した売上を生む鍵になります。


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