今回はアフィリエイト心理学、第二弾として
「人間が行動を起こす時に当てはまる2つの問題」について紹介していきます。
人が行動を起こす時に起きている問題(心理)は実はたったの2つだとプロスペクト理論では言われています。
この理論では行動心理とは、「得たいとき」もしくは「避けたいとき」の2つだと断言されているんです。
2つの心理をアフィリエイトに活かす
例えばですが、この理論をもとにアフィリエイトにあてはめるならば、
得たいときとは
・エンタメ・製品購入・金融関連・技術・etc..
避けたいときとは
・美容・健康・法律・保険・etc...
こんな感じで簡単に分別が可能です。
本来はもう少し細かく分類も出来ますし、得たいと避けたいが同時に存在することもあるのですが、今回は概要だけを解説させて頂きます。
では、どうしてこのような当たり前に見える心理を理解しておくとアフィリエイトに活かせるのでしょうか。
訴求方法が大きく変わる行動心理
アフィリエイトで成果を出すためには、ペルソナがどのようなタイプであるかを以前は紹介しました。
自分が選んだ商品やサービスが、まずは得たいときの物であるか、それとも避けたいときのものであるかを知ることは、ペルソナの行動理由や検索理由の分析にも役立ちます。
よく、キーワードSEOで頭がいっぱいになってしまっている人は、キーワードに沿った商品をそのまま紹介してしまいがちなのですが、検索されたキーワードがそのまま行動心理に当てはまるかどうかは、全く別の問題なんです。
ユーザーが行動心理で動いていないのであれば、いくらそのページの閲覧数があったとしても行動には繋がらないからです。
サイトやブログ全体の設計にも関係する行動心理
WEBのメディアを運営していると、何度も選択を迫られる場面があります。
これはユーザー側ではなく、運営をしているあなた自身が選ばなければいけない選択です。
例えば、サイトコンセプトを決めてコンテンツを作り込んだ結果、実際にアクセスはきたものの成約までには結びつかない時
こういった場合、多くの運営者の人はなぜアクセスがあるのに売れないのかを知りません。
このブログを読めたあなたはむしろラッキーです苦笑
この問題を解決するためには、読者の行動心理を分析しなければいけません。
当初のサイトコンセプトからアクセスまでは繋がったのに、成約しないのは、
・検索キーワードが行動心理に伴っていない(成約ページを別にするor行動するキーワードをテストする)
・商品に行動心理が伴っていない(商品選定が本当に正しいのかを
再考する)
・記事に問題点がある(売るための文章が足りていないor売れる文章になっていない)
などなど、ざっと挙げるだけでもかなりの候補があります。
運営の歴がそこまで長くなければ改善策が立てられることもありますが、記事数や運営歴によっては、そのメディアだけにこだわるのは危険な場合もあります(収益化の限界点を迎えている可能性もあります)
こんなときには新しいサイトやブログを始めて、もとのブログに絡めるなど、色々と方法があるのですが、人によって改善策は変わるので詳細については割愛します。