テレワーク時代の「パソコン選び」~ウルトラワイドモニターのススメ~

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テレワークとは何かという質問があった場合、その言葉を分解して解説することになります。つまり、「テレ」=「遠隔」と「ワーク」=「仕事」の組み合わせてということで、「遠隔での業務」というイメージなるわけです。
会社外での作業という感じになりますが、多くの場合で、「自宅作業」ということになります。

テレワークで支給されるのはノートPCが多い

自宅にパソコンなどの環境が無かったり、諸事情で会社の仕事に使いたくない場合、会社によってはパソコンが支給されることになります…が、多くの場合でノートパソコンとなることでしょう…。
携帯性も高く、ここ数年の機種であれば、テレワークで利用されるWeb会議のために必要な機能も有していることもほとんどです…が、画面が小さすぎて見えない!(某ルーペのCM風)
そんな環境を変えるために、外付けでモニターやキーボードなどを用意し、環境を整える必要も出てきたりしています。最近は24インチ程度のフルHDのモニターも結構手を出しやすい価格帯になっています。

そんな時代だからこそウルトラワイドモニター

フルHDモニターでExcelを起動した場合、表示される範囲は標準状態だと概ね「Z列」あたりまでの範囲であることが多いです。ノートPCでもフルHD対応の機種が増えていますが、HD画質のものも多く、表示領域は横方向で2/3ほどになってしまいます。(大体Q列~R列くらいの範囲)
テレワークで対応する場合、多くの場合が事務系の作業が中心になるかと思いますが、その際に表示領域って大事になることが多いんですよね…。そんな中で、価格面でもこなれてきた、「ウルトラワイドモニター」をオススメします!ざっくりというと、(機種に寄りますが)横方向でフルHDモニターの1.3倍~1.7倍程度の表示領域を持つモニターです。これが、Excelなんかの作業ではめちゃくちゃ便利!手元で使っている製品は「2560×1080」という解像度ですが、AH列~AI列くらいまでの広さを一画面に収めることができています。当然、左右に2枚のExcelブックを並べるような運用をしたとしても、その力を遺憾なく発揮してくれることでしょう(あんまりやったことないですが)。

業務効率にも寄与!…会社でも使いたくなる?

画面解像度については、数種類ありますが、手が出しやすい価格帯でいうと、下記のような感じになるかと思います。
・「29インチ/2560×1080」
・「34インチ/2560×1080」
・「34インチ/3440×1440」
…お気づきの通り、34インチモデルに関しては当初は「2560×1080」のモデルが主力でしてたが、そののちに、「3440×1440」というサイズが登場し、より広い解像度を手に入れることが容易となりました。
テレワーク利用だけでなく、会社の自席で行うような業務効率向上に寄与しますので、Excelのデータを見るときなどに、列を縮めたり、隠したりしている作業が多い方は導入をご検討ください。
(メーカーでいうと、LGやAcerが多い感じでしょうか?)

パソコン側の出力解像度などに注意!

最後に、利用する際の注意点です。パソコン端末によっては、出力が対応していないことがあります。さらにさらに、パソコン側が対応していても、接続ケーブルのせいで表示がおかしくなるということも多々あります(この辺は、自分も結構とちっていることが多いです…戦績は2敗)。
パソコン側の対応として必要な出力は「4K」がきっちりと出力できることと、同様にケーブルが対応していることが重要です。HDMIケーブルやDisplayPortケーブルならすべて大丈夫…ということではないので、商品の箱や説明書などに記載されている、対応する解像度の情報は必ず確認しましょう…えぇ、必ずです!

では、より良いテレワークライフをお過ごしください。
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