iDeCo(イデコ)とは

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マネー・副業
こんにちは、元公認会計士のeesky福島です(^^)

先週資産構築の基礎である貯金の話の中で、
iDeCo(イデコ)という制度に触れましたが、
投資初心者にとっては非常に有益な制度なので、
ここで、改めて考察してみたいと思います。

<iDeCo(イデコ)の4つの特徴>
●自分で入る、自分で選ぶ、もうひとつの年金「iDeCo」(イデコ)
1、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度で、加入は任意です。
2、iDeCoは自分で申し込み、掛金を拠出し、自分で運用方法を選んで掛金を運用します。 
掛金とその運用益との合計額を給付として受け取ることができます。
3、iDeCoでは、掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置が講じられています。
4、日本は世界でも有数の長寿国と言われます。現在65歳の方の平均余命は、男性が19.70年、女性が24.50年となっており(「平成30年簡易生命表」厚生労働省)、65歳以降の生活が20年以上続く方がたくさんいます。
「人生100年時代」が到来し、長期化する老後に備え、まず、ご自身の公的年金の状況を確認し、さらに、退職金や企業年金も含めて老後の資金を考え、それにプラスする私的年金がiDeCo(イデコ)となります。

<iDeCo(イデコ)の概要>
・iDeCo(イデコ)は、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です。掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。
※60歳になるまで、原則として資産を引き出すことはできません。
・基本的に20歳以上60歳未満の全ての方(※)が加入でき、より豊かな老後の生活を送るための資産形成方法のひとつとして位置づけられています。


<iDeCo(イデコ)による年金資産の受け取り(給付)について>
60才以降にiDeCo(イデコ)による年金資産の受取方法には以下のような種類があります。
*ご自身の老後の生活設計に合わせてこの受取方法は検討します。

①一時金として一括で受け取る
受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達したら、70歳に到達するまでの間に、一時金として一括で受け取れます。
②年金として受け取る
個人型確定拠出年金を年金で受け取る場合は有期年金(5年以上20年以下)として取り扱います。
受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達したら、5年以上20年以下の期間で、運営管理機関が定める方法で支給されます。
③一時金と年金を組み合わせて受け取る
受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達した時点で一部の年金資産を一時金で受け取り、残りの年金資産を年金で受け取る方法を取り扱っている運営管理機関もあります。
*個人的には資産管理がしっかり出来るならば「①一時金として一括で受け取る」でいいかと思います。


では、本日は以上です。
明日はこのiDeCo(イデコ)のメリットについてお話させて頂きます。


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