これまでのシステム成績(2021年2月12日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価が2.70ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均が1.95ポイントの上昇となりました。
システム採用銘柄株価の9割近くが、昨年末比でプラスを維持しています。

一方、システム成績は0.21ポイントの上昇に留まりました。オシレータ系が0.94ポイントの上昇となったものの、順張り系が0.50ポイント、逆張り系が0.13ポイント、その他系が0.41ポイントの下落となり、全体の足を引っ張りました。

チャートを見ると、逆張り系とその他系が下げ止まり、順張り系が上げ一服、オシレータ系が上昇基調継続でプラスまであとわずかとなっています。
一方、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は、上昇にブレーキが掛かりつつあります。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、5システムに後退しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、55.26%の21システムとなっています。
三菱自動車がトップに立ち、僅差でパナソニックが続き、住友ゴム工業がそれに続いています。

さて、日経平均株価は年初からの上昇率が今週に入って7%を超え、水曜日には3万円の大台まであと500円弱にまで迫りました。
世の中には意外だという声が溢れていますが、1月8日の記事でも述べましたように、予想通りの底堅い推移が続いています。

このままいけば、すぐにでも3万円台を回復しそうな勢いですが、こういう時は往々にして足踏みするものです。そう遠くない時期に、ザラ場で瞬間的に大台に乗せるかもしれませんが、終値ベースで3万円台を回復するには、もう少し時間を要するかもしれません。

以前は節分天井などと言われることもありましたが、最近はどうなんでしょう?
昨年は新型コロナ禍により、前半においてはこの格言通りになりました。しかし、結果的には天井は年末に訪れました。

あくまで経験則ではありますが、例年、3月に株価が崩れることが多いように思います。その背景には、多様化する投資家や投資制度、日本独自の優待制度の存在があるように感じます。

大分昔の話になりますが、一時期、優待目当てで資金の一部を高還元銘柄に振り向けていたことがあります。その頃の投資雑誌などでは(今でもそうかもしれませんが)、人気優待銘柄の仕込み時期について解説している特集が多くありました。

それによると、3月末の権利確定日に向けて株価が上昇していくため、出来るだけ早い時期に購入しておいた方が良い、という説明が一般的だったように思います。
ところが実際には、3月中盤には株価の下落基調が鮮明になる事例が多々ありました。

結局、今や東京市場における売買の多くを占める外国人投資家にとっては、優待は無縁の存在であり、それに群がる日本人投資家の逆を突く売買を行った方が、効率が良い場合が多々あるわけです。
また、一般信用取引の普及などにより、投資行動が多様化していることも理由として考えられます。

また、権利落ち日には株価は優待や配当分だけ下落する、というのが教科書的な説明でしたが、実際には権利落ち直後に上昇する例も少なくありません。
あくまで個人的な印象ですが、3月に株価が落ち込んで、4月に入って急回復するという事例が多いように感じます。

今年はいったいどうなることでしょう?
もちろん、システムトレードにとっては、一切関係ない話ではあります。

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