【コロナ禍で大逆転】SNS企業アカウント成功事例

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ビジネス・マーケティング
こんにちは!株式会社タカマサの青山です。

コロナ禍の状況でなかなか遠出や旅行ができなくなってしまった昨今。
徐々に回復しつつある世の中ですが、このコロナ禍で
旅館・ホテルなどの宿泊施設は、SNSを活用したマーケティング施策に続々と乗り出していることをご存知でしょうか。

皆さんの中には、旅館などのSNSを見ながら旅先に思いを馳せたり、具体的に旅行の計画を立てているという方も少なくないでしょう。

企業はSNSを活用することで、企業のブランディングや商品・サービスの認知力向上を図ることができるため、新規顧客獲得につなげることが可能です。

今回は、企業が運営しているSNSアカウント運用事例を5つご紹介していきます。

本記事では、SNSアカウント運用で参考になるポイントも併せて解説していきますので、SNSを使って集客・売り上げを伸ばしたい旅館のSNS担当者、マーケターの方はぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか!

湯快リゾート Yukai Resort【公式】(Instagram)

まず最初にご紹介する参考にしたい旅館のSNSアカウントは、
「湯快リゾート Yukai Resort【公式】」です。
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湯快リゾート Yukai Resortは、西日本を中心とした温泉旅館・格安ホテルを運営する企業です。

保有する全国各地の旅館は全て天然温泉で、豪華バイキング、館内カラオケ、卓球など無料で楽しめる設備・サービスも充実。

「日本の温泉を身近に」をモットーに、顧客の思い出に残る旅館運営を行っています。

湯快リゾート Yukai Resort【公式】の普段の投稿は、

🌟設備・サービス紹介
🌟料理紹介
🌟キャンペーン情報
🌟イベント情報
🌟最新ニュース

上記のようなものがメインとなっています。

湯快リゾート Yukai Resort【公式】のアカウント運用で参考になるポイントとしては、館内にSNS用の映えスポットを設置し、UGCを獲得している点が挙げられます。

UGCとは、(User Generated Content)の略称のことで、SNSユーザーが投稿やクチコミによって生成していくコンテンツのこと。

下記の投稿では、館内に設置してあるSNS投稿に使えるパネルとハッシュタグを使用して、顧客にSNSの写真投稿を促しています。

多くの顧客のSNSアカウントから旅館の情報を発信してもらうことができれば、旅館の雰囲気が伝わる写真もSNSで増やすことができるため、より高い宣伝効果が期待できますよね。

また、近年のSNSユーザーは一般ユーザーやインフルエンサーのレビュー・意見を重要視する傾向にあるため、顧客のレビューを見て旅館に興味を持つユーザー・見込み顧客の獲得にも繋がります。

本アカウントのように、「映えスポット」などのUGCを獲得するきっかけ作りを行うことで、企業のブランディングや認知度を向上させることが可能になるのです。

クラシル

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株式会社delyが運営する、2016年5月にローンチしたレシピ動画サービス
「kurashiru」

WebブラウザやiOS・Androidアプリにおいて、1分以内の短くてわかりやすい動画レシピを公開しています。2017年にはレシピ動画数で世界一を達成しただけでなく、アプリの年間総合ランキング1位を獲得。現在、最も勢いのあるレシピ系メディアです。

特徴
🌟全ての動画レシピをプロが考案、作成している(キュレーション・UGCではない)コンテンツの質が非常に高い
🌟アプリの機能が優秀で、買い物や献立に役立つ
🌟レシピの気になる点について質問ができる
🌟ほとんどの機能が無料会員でも利用できるようになっている

レシピ系アカウントが乱立するInstagramにおいて、「Kurashiru」は200万人を超えるフォロワーを獲得してします。株式会社delyにとって「Kurashiru」のWebサイトやアプリが商品・サービスであるのならば、そのブランディングや認知拡大という役割を担うオウンドメディアは、このInstagramといえるでしょう。

Instagramでは、本サイト・アプリで紹介しているレシピ動画を公開しています。一方、ハッシュタグ「♯kurashiru」で投稿するユーザーの数(ファン)も多く、企業投稿と並行してバイラル的に認知度が急成長していると思われます。また、メディア展開の中心であるKurashiru以外にも、ライフスタイルSHOP「クラシルセレクト」など様々なInstagramアカウントを運営しています。
なお、Instagramのプロフィールには「クラシルミートキット」という人気レシピを販売する自社ECサイトへのURL導線があります。

注目すべきポイントとしては、とにかくコンテンツのクオリティが高いということ。
kurashiruは、TVコマーシャルといった高額な費用を投資した広告を打って初期認知度の拡大を図りましたが、その前提は高品質なコンテンツありき、ということでしょう。現在においても、Instagramのフォロワーが増加している大きな要因はそこにあります。

終わりに

SNSを使ってブランディングをしていくことで実際に集客にしながっている企業の事例はたくさんあります。
成果がすぐに出るものではなかなかないので、緻密な戦略とやり切ることが大切になってきますね。

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