雑談:運命とは決まっているもの?

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占い
「今後の金運を教えて下さい」
「今年の仕事運が知りたいです」
などのご相談はとても多いです。
もちろん相談者様の意図はわかるので特に説明せずにお答えしているのですが、「運」とは強い弱いで表すものであり、守護霊に護られている度合いであると考えます。
「運が強い」方は守護霊様にしっかりと護られて悪い方を選ばないように導かれている場合が多い方です。
つまり、元々持っている「金運」が強いか弱いかは言えても、今後のお金の流れがどうなるのかはご自身が選ぶ道次第となります。

おそらくですが「金運」「仕事運」などを尋ねられた場合には、「宿命」について知りたいのだろうと解釈をしています。

“運命の人との出会い”など、「運命」という言葉は一般的には人生において既に決定付けられた道筋であるとして使われますが、実は違います。

生まれる家庭、親兄弟姉妹、人種、性別など、自分でコントロールすることができない事柄に関しては、生まれる前から決まっていたものだとされています。
さらに、仕事の巡り合わせや人間関係における出会い、結婚のタイミングなどに関しても、大まかなラインは決まった状態で生まれてきます。
これは前世のカルマのよって決まっていることもありますし、生まれてくる前に魂が決めている場合もあります。
このように、生まれる前から決められていて変更できない部分は「宿命」と言います。

では「運命」はどんなことを指しているのでしょうか。
運命は運ぶ命と書きますが、その通り自分で動かすことができる事柄を「運命」と言います。
例えば、Aさんとの出会いは宿命で決められているものでも、その出会いをどう発展させるかは自分次第だということです。

もしも人生の全てが既に決まっているものだとしたら、人は誰も一所懸命生きようとは思わないでしょう。
必死で勉強をしてもしなくてもこの学校に進学することが決まっているとしたら?
どんなに好きな思いを抱いていても、好かれないことが決まっていたら?
「どうせ将来は〇〇になるって決まっているし」
「どうせ結婚相手は決まっているし」
誰もが人生を一所懸命生きようとはしないでしょう。

人生はある程度の決まったことがある中で、自分次第で自分なりの生き方をして、幸せを見つけることができるのです。

例えば宿命で出会うことが決まっているパートナーがいたとしても、その人と出会ったときに別のパートナーが居れば、宿命で決まっているパートナーとは成就することはなく、カルマとなって残るでしょう。
しかしそれで不幸になるというわけではありません。
鑑定をするときには選べる方である「運命」について、道案内をするイメージで、「このまま進んだら、こうなるよ」「他にこんな道があるよ」とお知らせをします。
つまり人生は自分で切り開くものなのです。

では「宿命」はどんなものなのでしょうか。
簡単に説明すると「前世から定まっていること」であり変えられず避けることのできない事柄です。

『宿命のライバル』という言葉がありますが、それは前世から決まっていた避けようのないライバルという意味ですよね。
またツインレイやソウルメイトと呼ばれるような『宿命の仲』もあります。
例えば、何度も何度も別れても、また出会ってしまう人はいないでしょうか。
子どもの頃に同じ小学校で、どちらかが途中で引っ越しをして転校し離れてしまったのに、その後中学の部活動の全国大会で再会し連絡を取るようになり、お互いに高校受験で勉強が忙しくなって連絡を取らなくなり、高校生になって被災地のボランティア活動で再会し、さらに大学では共通の知人を通して再会するなど、縁があると感じる人がいる場合があります。
こうした縁は、まさに宿命が引き寄せているものだと言えるでしょう。

前世で悲しい別れを余儀なくされて「来世は必ず結婚しよう」と誓い合った仲なのかもしれませんし、前世では絶対的なライバルでお互いの力を認め合い「来世では一緒に仕事をしよう」と約束したのかもしれません。
ただし、現世でも果たせなかったカルマは、そのまま来世に持ち越すことになります。
カルマとは、過去世でやり残したことや成就できなかった思いなど、過去世から現世に持ち越したことです。
悪いイメージがありますが悪いことばかりではなく、良いこともカルマとなって残ることがあります。
宿命は、そんなカルマが影響することもありますし、生まれる前に魂が決めることもあるのです。


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