雑談：運命の人が完璧ではない理由

本来タイプでもないし、自分のことを大切にしてくれなくて辛いのになぜか頭から離れない、嫌いになれない相手についてのご相談をよくいただきます。

嫌いになれたら楽なのに・・・忘れて次の恋へ進みたい・・・

と頭ではわかっているのに苦しいことですよね。

そのようなお相手と相談者様のご縁をみてみると、

大抵はいわゆる「運命の人」や「ツインレイ」「ツインソウル」などと言われる魂の距離感の方々であることが多いです。

全てではありませんが、なぜそのようなご縁の深い者同士は好みではなかったりスムーズに進まないことがあるのでしょうか？

それは、ご自身が抱えている問題を鏡のように映し出してくれるからです。

ご自身の考える理想や譲れないもの（年収、肩書き、見た目など）というのは、自分の抱えている不安を表していると言われています。

自分にないものを持つ人のことを好きになるという現象はこれです。

銀座のクラブでは、身体の大きなお客様には小柄な女の子を、身長の低いお客様にはモデル体系の女の子をご紹介することがあります。

これは、特に夢を見にくるクラブのような場所では自分にないものを持つ理想の女性を求めていらっしゃる方が多いからです。

自立して生きていく、自らの才能で人の役に立つ、といった成長を拒否する気持ちが、恋人に幸せにしてもらいたいという依存心になっていることも多いですね。

そしてその願望はあくまでも希望であったはずが、譲れない条件と変わって刷り込まれていくのです。

これは本当のなりたい自分になるのを邪魔する要因となりますし、実は恋人に求める理想は本当は自分がそうなりたい場合が多いのです。

魂の近い方同士というのはそのような頭で考える恋愛を飛び越えてご縁で繋がっており、不完全な状態で出会い惹かれるために本来の好みでなかったり、スムーズに恋愛が運ぶ状態ではないことが多くなるのです。

人生で一緒に成功し、幸せになるために出会うので、この気持ちのシンクロが、未来を見据える心の不安やブロックを解除し合って、共に成長していく事となります。

そしてお互いに現在抱えている課題を解決しなくてはならないため時間がかかることが多いです。

本来の好みじゃなかったり、問題が多かったとしても「この人との出会いは普通の出会いとは何かが違う」「なんか頑張れる気がする」というような魂の声が聞こえた時には、その気持ちを大切にすると良い変化が訪れるはず。

ご不安や疑問は鑑定などにて解消できることかと思いますので、一緒に頑張りましょうね。