プログラミング講座④ フリーで活躍するための技術

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IT・テクノロジー
こんにちは! ココナラでフリーのプログラマーとして活動しているmei_13と申します。

現在はプログラムの開発に加え、Pythonのレッスンも行っております。
さて、今日は今までの傾向とは違い、「フリーのプログラマーとして活躍するために必要な技術」についてお話します。
初・中級者向けではありませんが、読んでいただけると幸いです。

フリーのプログラマーと、会社員プログラマーは何が大きく違うでしょうか。
また、請け負う仕事にどのような差があるでしょうか。
それぞれの傾向を考えてみます。

【会社員プログラマー】
◯大規模なプロジェクトで複数人開発
◯プロジェクトの期間が比較的長い
◯予算が大きい
◯専門性の高い内容
◯お客様が企業や団体

【フリーのプログラマー】
◯小規模なプログラムで一人〜数人での開発
◯プロジェクトの期間が短い
◯予算が小さい
◯広範で多岐にわたる内容
◯お客様が個人から企業など様々

このような違いがあります。

それでは、必要とする技術・能力はどのように違うでしょうか。

【会社員プログラマー】
◯複数人と円滑にコミュニケーションをとり開発する能力
◯毎日決まった時間働く能力
◯その会社が得意とする専門的なプログラミング技術
◯後輩に指導する能力

【フリーのプログラマー】
◯一人で開発する能力
◯人の目が無くてもさぼらない能力
◯幅広いプログラミング技術
◯幅広いIT関係の知識
◯お客様とコミュニケーションをとる、いわゆる営業的な能力

いかがでしょうか。
私が特に違うと感じるのは、プログラミングの技術についてです。
フリーのプログラマーで活躍しようと思ったら、あらゆる言語、あらゆる領域のプログラミング技術についての知識が必要です。

なぜそうなるのかというと、お客様目線に立てばわかります。
例えば「画像処理のプログラムを作って欲しい」と言った時に、
「画像処理のプログラムは書けますが、GUI周りは書けません。」
と言われたら、他のエンジニアに頼もうかな、と思いますよね。

一つのアプリケーションを完成させるためには、色々な分野のプログラミングの知識が必要になる、ということです。
これが例えば会社であれば、技術を持っている人がそれぞれを補完することができるのですが、
個人のプログラマーの場合そうはいきませんよね。

現に私の専門は機械学習・AI系ですが、通常の業務ツールの開発からwebアプリ、ホームページのデザイン、サーバの管理、ゲーム関係のプログラミング、画像処理、動画作成など、挙げるときりがないほど様々な分野の案件を承っております。

このような違いがあるために、会社員プログラマーが独立したが、なかなかフリーとして活躍できない、ということになるわけです。
フリーのプログラマーで活躍しようと思ったら、専門を伸ばすのももちろんよいですが、幅広いプログラミングの技術を身に着けていきたいですね。
私も精進して参ります。
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