西澤潤一氏の著作を調べて、この本を発見しました。この本は、小見出しごとに千字に満たないエッセーですが、内容は深いです。気になった小見出しをピックアップします。
偏差値教育の問題点も明らかになります。世界レベルの教育から見て、日本の偏差値教育は無駄である理由も明確に論じています。
意訳すると、文部科学省、文部科学省検定、塾、維新の教育無償化(大阪府では「公」教育の崩壊をもたらしている?)は教育亡国を進めているだけである。特に、灘、麻布、慶應義塾中学ではおかしな歴史教科書を使用しているそうです。
書名:教育亡国を救う―科学的教育学のすすめ
著者:西澤 潤一
出版社:本の森(仙台)
発行日:2000/08/01
定価(本体1700円+税)。
サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
【内容説明】
本当に大切な批判とは何か。効果的な批判があったと気付いたときは、われわれは何を為すべきなのか。長期不況、相次ぐ凶悪な少年犯罪…。日本人にとって、今、本当に必要なものとは。エジソン賞受賞。
【目次】
1 今日の視角(意見の尊重;生き物には経験則;「罪」を覚えない子供 ほか)
(ピックアップ小見出し)
教師の重み、「信義」を守る社会、ペーパー秀才、社会人としての義務、
正当な利益、トランジスタから50年、生命線を守れ、
衣食足りて礼節を知らず、即効薬よりも我慢を、偏差値という虚像、
若い世代の意欲、人間一生の大事業、人生の朝ぼらけ、
「改革」には見識を、名伯楽が必要な時代、人間の値段、自主性を育てる、
考える力、「なぜ」で成長する子供、
資格よりも実力、科学的教育学のすすめ
2 光通信技術の発展と情報産業の将来像(地方間の分権のアンバランス;縦割りの納税方式;仙台‐新潟‐金沢間に新幹線を ほか)
(ピックアップ小見出し)
アメリカに近い東北地方、必要なのは「気力」、Pinダイオード、
GEと競った特許、外圧を予防するオリジナリティー、
自分のために活用する光通信、光通信で可能性が広がる中小企業や地方、
海のないスイスにある大型船舶用メーカー、限りない可能性
3 工学者から見た数学(1+1はなぜ2になるか;「零の発見」;ニュートン力学と量子説 ほか)
(ピックアップ小見出し)
能力を見抜く、入学試験の意味(評価は2つあってもよい)、
若いうちほど伸びる数学、新しい考え方をどんどん導入せよ、
不良品の出ない技術、専門にこだわるな、江崎ダイオード、
面白いものをつかめ
4 岩手県立大学開校記念講演
本書は、小見出しがたくさんありますので、気になったところから読めます。
結論は、偏差値教育をやめて、独創教育にすすむべしとなります。
信濃毎日新聞の連載や、いろいろな記念講演をまとめた本のようです。
教育を文部科学省に任せてはダメです。
特に、親は子供が学校で使用している歴史教科書は点検すべし!
文部科学省の教科書検定は公開すべし!
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