日本は教育で成功し、教育で失敗したかも知れません。
偏差値教育は、発明的には公知例を詰め込んでいるだけで、価値はありません。基礎知識は必要と思いますが・・・公知例を必要以上に学んでも独創発明は生まれません。偏差値教育では、キャッチアップ社会から脱却できません。
「米国は、発明国家である。」と国際政治学者の講演で仰っていました。
発明国家を指向したとき、一番重要なのは独創性です。
独創性は教科書の範囲を超えたところにあります。
教科書の枠内で考えたことは、独創性があるとは言いません。
ノーベル賞受賞も間違いがあるくらいなので、教科書なんて間違いだらけです。特に歴史の教科書がひどい。
世界基準は、独創性が高い人が優秀と評価しています。
偏差値が高い人を優秀とは、言わないです。
発明国家構想を考えたとき、歴史が重要です。
日本は、戦後80年かけてねじ曲げられ捏造され、捏造され続けている歴史を取り戻す必要があります。すなわち、戦後歴史の検証を行い、間違った歴史を正さないと、日本が失われます。文部科学省の教科書検定は正しいと思っていましたが、検定制度自体がオープンでないので、おかしな歴史教科書が出回っています。
歴史を検証し正さないと、AIクローンが暴走し日本は中国の領土だと言いかねません。AIエンジンに正しいデータを学習させないと、とんでもない回答をします。政府の詐欺的な統計情報もダメですが・・・
AIエンジンに学習させるデータの信頼性を保証するために、収集学習データの情報公開は必須です。AIクローンは流行っていくと思いますが、元データがおかしければ、おかしな回答をします。
大企業は偏差値教育の優秀な人が多いので、安易に米国メーカーに情報を提供し、キャッチアップしています。発明家的な発想で考えると、独創性を発揮しその先の事態を考えます。大企業は中途半端なAIに貴重な企業データを提供し、自分で自分の首を絞めていることを認識していません。たぶん、企業内の優秀な技術者はわかっていると思いますが・・・ AIツールに価値があるのではなく、情報そのものに価値があります。以前在籍した企業で米国ベンチャーとジョイントベンチャーの新事業に知財担当として関わりましたが、英文契約で失敗した経験があります。契約の専門家でないものが契約し、不利な契約内容で合意していました。米国は契約社会です。契約の専門家のチェックは必須です。
30年以上も発明創造性の世界で生きてくると、課題があるところは創造的な破壊で良いですが、日本の良いところは変えなくても良いと思います。
日本再興のビジネスモデルは、全分野横断的な脳科学研究体制を構築し、脳科学の教育ビジネスモデルを普及させて脳科学人財を生み出し、次の産業を興すことです。故伊藤正男先生は、最適でした。教育のビジネスモデルのリーダーは小泉英明先生です。
全省庁の一番優秀な人を集め、全産業の企業の一番優秀な人財を抜擢し、大学の世界レベルの研究者で国家プロジェクトを立ち上げるイメージです。能力のある政治家も必要かも知れません。
かつてノーベル賞受賞者の江崎玲於奈博士は仰っていました。「IBMワトソン研究所はなぜ強いのか?」という問いに、IBMワトソン研究所は全米のトップユニバーシティのトップスチューデントがいるからだと言っていました。
偏差値の評価は無意味です。新しいことに挑戦することが重要なのです。
脳科学研究は全産業に影響を与えます。省庁の垣根を越えて真の国家プロジェクトを立ち上げれば、教育も再興でき、産業も再興できると思います。