「クリエイターとAIの未来」

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コラム

フリーランス調査団体の「日本フリーランスリーグ」が、芸術系フリーランス24991人に生成AIへの所感や利用度、収入への影響を聞いたらしい。

ここで言う、芸術系フリーランスの内訳は、イラストレーターが全体の54.2%、漫画家が15.0%、ライター・作家が7.5%、デザイナーが4.5%、映像制作系が2.5%、アニメーター・音楽家がそれぞれ2.2%である。

中でも興味深いのが、「収入への影響」への質問で、全体の9.3%が「10~50%程度減った」、2.7%が「50%以上減った」と回答している点である。

イラストレーターからは「自分のイラストを勝手に学習したかもしれないイラストと競合している状態」との声があった。

デザイナーからも、「生成AIのロゴ制作機能が高まった結果、自身のデザインがコンペなどで採用されにくくなった」との声が上がり、「自分の書いた小説にAIを使っていないことの証明が難しくなっていけば、『魔女狩り』に遭う懸念も高まる」と訴える作家もいた。

私も自身を「職人」ではなく、「芸術家」寄りのクリエイターだと思っているが、このところの目覚ましいAIの台頭は、私たちクリエイターにとっては、実に悩ましい事態となっている。

最近では、「ハリーポッター」の作者のJ.k.ローリングの文体をそっくりそのままに再現できるAIが話題になっていたし、そうやってAIがクリエイターの仕事を模倣して、クリエイターの仕事を奪うような状況になっているのは、極めて由々しき事態であると思う。

ここで重要なのは、AIは決して何かを創造している訳ではない、ということである。

AIは世界中のビッグデータから情報を抽出し、それを使って「似たようなもの」を生成している訳で、そこには人間特有の「感情の動き」や「誰かへの思い」は存在しない。

これからはクリエイターにとっては受難の時代となりそうである。

私もGeminiに課金している一人ではあるが、最近のAIのテキスト作成の精度、技術といったものには本当に驚かされている。

これからますますその知性と想像力を上げていくであろうAIと、クリエイターが上手く共存していける未来を願わずにはいられない。




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