ハラスメントや毒親の問題に悩んでいる多くの方が「自責思考」に苦しんでいます。
自責思考から脱却するための『ハラスメント行動パターン分析』についてお話ししたいと思います。
よくある自責思考
ハラスメントにあった時、
「もしかしたら自分にも問題があったのでは」
「努力が足りなかったのでは」
「私が悪かったのかも」
「気のせいかもしれない」
直感で「これはおかしいぞ」
と思ったことに蓋をしてしまっている方が非常に多いです。
そして、直感で
「おかしい」「何か変だ」と感じたとしても、
周囲の人に相談すると
「あなたも悪いのでは?」
「気のせいだよ、あの人いい人だよ」
などと言われて、泣き寝入りしている方も非常に多く見られます。
ハラスメントの加害者は、周囲からの評価を極度に重視するため、外面が非常に良いという二面性を持っていることが多く、この落差が被害者の孤立を深めてしまうポイントです。
あなたにとっての「悪人」は、他人に対して「善人」として振る舞い、社会的信用を築いているのです。
自責思考から抜け出す『ハラスメント行動パターン分析』
この自責思考から抜け出す鍵は、加害者の行為を個人の性格的な問題(モラハラなど)としてではなく、決まった構造を持つ操作(パーソナリティー障害に基づく行動パターン)として理解することです。
つまり、ハラスメントをする人の行動パターンはお決まりです。
その行動パターンについている名前を知るところから始まります。
例えば、
ハラスメントの加害者のパターンの例としてガスライティングをあげてみます。
ガスライティングは、事実を捻じ曲げる行為です。
詳しく説明すると、あなたの記憶を改ざん、否定して、事実を捻じ曲げることにより、あなたは「私が間違っているのかもしれない」「私の記憶がおかしいのかもしれない」と思い込んでしまうのです。
ハラスメント上司からのガスライティングはこのような感じになります。
「私はそんな指示は出していない。君が勝手にやったことだろう。」(実際は明確に指示を出している)」
加害者は、その主張(嘘)を自信満々に、そして一貫性を持って行うため、客観的な情報を持たない第三者からは、加害者の方が信頼できるように見えてしまうのです。
このように行動に名前をつけることで、
以前は「あの人嫌だ!」「モラハラだ」という漠然とした感情的な苦痛で終わっていたことが、「これは操作的な行動パターンだ」「これは危険だ」と知らせる防御システムが作動するようになります。
つまり名前を知ることで、感情的な反応から、客観的な事実として受け取ることができるようになるのです。
名前を知る効果
ガスライティングを例に挙げましたが、ハラスメントの行動パターンには名前がついていることが多いです。
ガスライティングの他に、ラブボミング、脱価値化、スミアキャンペーン(誹謗中傷)などがあります。
行動パターンに名前をつけることで、このハラスメントが異常な操作であると認識ができるようになります。
そして、「対話や努力で解決できる問題ではなかった。。。」という理解が生まれます。
被害者が感じている感情的な苦痛は、自身の性格や努力不足から生じたものではなく、個人の努力や対話では変えられない病理的な構造の中で生じた出来事であると、客観視できるようになるのです。
このような特殊な加害者との関係は、対等な人間関係ではなく、操作する者と、操作される者という、非対称な力関係で成り立っています。
支配されないために
日本では、これらの特殊な操作行動が「ハラスメント」として包括的な言葉でまとめられてしまっています。
この行動パターンがハラスメントという言葉の概念の中に埋もれ、法的な救済や社会的な認識が進んでいないという課題があります。
これらの病理的な操作行動の根源的な目的は、あなたを支配し、自己の欲求を満たすことにあるという事実を認識してください。
そして世界には、この行動パターンを法律で定義し、犯罪行為として扱い、刑罰の対象としている国があることを忘れないでください。
モラハラ、パワハラ、毒親、いじめなど、理不尽な状況に耐え続けていると、自分軸を失ってしまいます。
それは、「人格を否定され続ける」からです。
この状況が続くと、「自分が何を感じ、何を望んでいるのか」さえわからなくなってしまいます。
その失われた自分軸を取り戻す第一歩となるのが、ヒューマンデザインです。
ヒューマンデザインでは、あなたが生まれ持った本来の性質や才能を客観的に知ることができます。
そして、他人の価値観ではなく、自分の価値観、つまり自分の自分軸を理解することができます。