飲食店の盛衰は「女性客」が握っているといって過言ではありません。
日常において家族のための食提供者である(あった?)主婦の立場を体験している自分を食事を通して「主役のように」扱ってくれる、そんな欲求を満足させてくれるようなお店があれば少々の金額であっても行ってみたい・・・
仲間とともに行けば基本割り勘、つまり自分一人分。家族で行くとしたら食費として家族の財布からねん出すべき金額は数人分だから値は張るのである・・という事を考えたらとにもかくにも一人分・・・ファミレスで一家4人分6,000円としたら、自分一人で3000円程度のランチ価格なら十分OK・・・そんな隠れたニーズに応えてくれるお店が「女性客」で賑わっています。
さて、それらのお店ってどんな設定をしているかは前回の「外食マーケティングポジション」にて少しだけ触れていますが、今回は接客編・・・
女性グループの来店に際しその雰囲気から、①誰が隠れたリーダーかをまず見極めること・・・②リーダー格はおそらく立ち振る舞いで理解できると(店長談) ③ 当店のコンセプトをさりげなく説明する・・例「店舗内装は京都の町屋を意識したつくりになっています、温故知新 をテーマとしてしつらえも工夫させていただいてます・・」
④ コース料理の説明は丁寧に料理内容を書いたお品書きにて・・・
ここがポイントですが特に強調したいメニューは接客係に言葉で説明
⑤ お会計の際にお店のパーフレットなどを手渡しします(私が推奨しているのはショップカード、webのQRcode付)
あるお店では、店の主張を書い紙のランチョンマットなどを持って帰ってもらい、口コミの手助けとして活用してもらっています。
ともかく「女性」を主役にするという事がポイント
大体来店頻度がそう高くないため次回のご来店をいかに誘導するかが大切
そこで活用ヒント「女性心理」を日頃から勉強しておくことであります・
女性の特徴としていくつか挙げると
1.自尊心が強い・・・無意識の中にある自己防衛本能が男性よりは強いしその表現においても躊躇がない
2.他人の中の自分の位置づけに敏感・・・様々なコミュニティのなかで目立つことで自尊心を守りたい、もしくは逆もありで目立たないことで自尊心を守りたい
3.他人と競い合う・・・自分だけ特別でありたい
これらの要素をお店での対応に当てはめると
あなたのことはよく知っていますよとばかり、たとえ2度目程度のお客でも
旧知の間柄だということをつれてきた他のお仲間(初めての来店)の耳に聞こえるように語る。その初めてのお客は、連れてこられたお友達に羨望する気持ちと心理的な対抗心が起きることになる。そして自分がこの立場として今日ここにきていないメンバーを引き連れてくるという事になりこれを循環させ顧客同志の宣伝ループとなるのである。このからくりは内緒にしたいけれど
自尊心というキーワードからもたらせられた「リアルマーケット接客編」であります。
勿論前提条件としては店舗の造作、器のセンス、接客者の立ち振る舞いと知的センスが必要です
という事で本日の作品👇